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スーパーハリケーン4Bを作ろう その3(「仏作って魂入れず」ではなく「魂の入った仏」にしよう)

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キットの製作にあたって、とても大切な心がけは、
「設計者の設計の意図を読み取って、正確に作成する」
ことでしょう。
これを実現して完成させることで、設計者の機体に、かなり近い特性の機体(この場合、「素材」)を入手することができます。まったく同様なものは入手は不可能でしょうけど、かなり近いもの(これをレプリカという)が自分のものになるわけです。
なんとなくキットを完成させた状態では、「仏作って魂入れず」ですので
工程ごとに魂をきちんと入れながら、最終的に調整、練習で、「魂の入った仏」状態にして、きちんと飛行する飛行機を完成させたいものですね。
この場合の「仏」と「魂」ですが、私は次のように理解しています。
「仏」:形、形状等
「魂」:機能、品質等
キットで明らかになっていることは、形状、寸法等は図面に記述しているので読み取ることは可能で、再現もしやすいのですが
実際の作成にあたって気をつけないといけないことがあります。
それは、「形状精度」「表面精度」「重量分布」「強度分布」になると考えています。
この4つは、飛行性能に大きく影響するだけでなく、耐久性、運用性等、実際に飛行させて始めて不具合が見えてくる要素になりますね。
また、この4つは、工作技術、材料等の影響が大きく、なかなか設計者の意図どおりのものが作成できない難しさがあります。
同じキットを2機、3機と作成して飛行させるとだいたいコツがわかってくるものですが、素人工作なので、そこまでのヒマはありません。
やはり、初めて作成しても、満足する「形状精度」「表面精度」「重量分布」「強度分布」で作成し、「設計者の設計の意図を読み取って、正確に作成する」ことを実現したいものです。
ということで、工程ごとにポイントを押さえて工作してみたいと思います。

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