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Channel: Uコン復活のブログ
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こだわり ぐーーーーっず 新しいUコン燃料

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私がこれまで愛用していた燃料は、東邦化研工業(THC)のF2Bシリーズでした。
イメージ 1
 
F2Bでの使い勝手がよいニトロメタン量とオイル配合比。
これは個人的な意見ですが、なによりもスラッジがほとんど発生しないので、エンジンのオーバーホール回数を激減でき、長く同じ調子で使用できるところがとても気に入っていました。
しかしながら、現在は生産中止となってしまい、各店舗での在庫からの購入が可能、とのみになってしまいました。
非常に残念ですね。
 
さて、次はどのような燃料を使おうか、いろいろ悩んでいたところですが・・・
POWERSからF2Bで使用できる燃料が発売されました。
クロッツエアースペシャル です。
 
イメージ 2
 
私がUコン用で重要視するポイントは、
・安定して供給されること。(流通面のことです)
・品質にバラツキがないこと。
・潤滑油がUコンエンジンに最適であり、スラッジが少ないこと。
・潤滑油がUコンエンジンに最適な配合であること
(最近の小型エンジンはRC用のため、上質のオイルであれば混合比は少なめでもOKとしています)
・ニロトメタン配合で、比較的低ニトロであること
(懐かしのニトロベンゾール等は・・・・)
・必要に応じてニトロメタン配合量が調整できること
(低地での飛行は低ニトロ、高知ではニトロ配合をUPさせて調整する)
 
ということで、これらの条件を満たす燃料を探していたところ、POWERSからクロッツAPスペシャルが発売され、問題が解決しました。
 
クロッツの燃料の特徴は、
・優れた潤滑油とUコン向けに多少大目のオイル配合比(22%)
・好みのニトロ配合比は、クロッツAPスペシャル(ニトロ0%)で体積比で割れば好みの配合比が作れる。
・ニトロ配合比を変化させても、オイルやアルコールの品質が変化せず、オイルの配合比も変化しない。
といったところでしょうか。
 
詳しい説明は、以下を参照願います。
http://www.powers-international.com/aero/u_con/clitem/klotz-air.htm
 
オイル品質については、今後使用して確認しなければ判明しないところではありますが、
評判は上々のようなので、問題ないと思います。
 
ちなみに、エンジンの燃料を変更した場合は、一度はランニングインを行って、新しい燃料の燃焼状態になじませる必要があります。
いきなり従来どおりの設定で飛行させずに、ニードルを明け気味にして様子を見ながら飛行させ、ニードルを絞る工程を消化するのが大切でしょう。
数フライトでもとの調子に戻ると思います。
当然、その後、必要な調整を行うのは仕方のないところでしょう。
新品のエンジンであれば、従来どおり、慣らし運転から開始するので問題ありませんね。

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