今回のBMT-20では、新しい試みとして、POWERSで扱っているDUBLOのヒンジを用いることにした。
商品説明は、以下のPOWERSの商品説明を参照のこと
http://www.powers-international.com/aero/dubro/db119.htm
http://www.powers-international.com/aero/dubro/db119.htm
種類は、以下の3種類
A: DB119 ナイロンヒンジ 11×28mm 15個入り \500
B: DB117 ナイロンヒンジ 16×28mm 15個入り \580
C: DB257 ナイロンヒンジ 19×35mm 15個入り \750
A: DB119 ナイロンヒンジ 11×28mm 15個入り \500
B: DB117 ナイロンヒンジ 16×28mm 15個入り \580
C: DB257 ナイロンヒンジ 19×35mm 15個入り \750
これは、私の独断と偏見で判断したが、用いることができる機体サイズは
A: DB119 ナイロンヒンジ 11×28mm 09~15クラス
B: DB117 ナイロンヒンジ 16×28mm 20~25クラス
C: DB257 ナイロンヒンジ 19×35mm 35クラス以上
B: DB117 ナイロンヒンジ 16×28mm 20~25クラス
C: DB257 ナイロンヒンジ 19×35mm 35クラス以上
であろうか、と考えている。
現状では、実際に用いての強度耐久性テストは実施できていないので、なんともいえないところもあるが。(自己責任でお願いします、当方では責任はとれません)
BMT-20では、DB117 ナイロンヒンジ 16×28mmを用いることとした。
15個入りなので、1機分で一個あまる計算になり、丁度良い数が手に入るところがよいと思う。
15個入りなので、1機分で一個あまる計算になり、丁度良い数が手に入るところがよいと思う。
さて、国産のヒンジと比べてみよう。
・DUBLOのヒンジは、ガタが大きいように思えた。
・材質の硬さは、DUBLOのほうが多少柔らかめに感じるが、ぐにゃぐにゃでもない。
・左右のピンの出っ張りがある。
・ヒンジの耳が長い
・ヒンジの穴の数が多い(国産は3個、DUBLOは6個)
・材質の硬さは、DUBLOのほうが多少柔らかめに感じるが、ぐにゃぐにゃでもない。
・左右のピンの出っ張りがある。
・ヒンジの耳が長い
・ヒンジの穴の数が多い(国産は3個、DUBLOは6個)
ただ単に、丁寧な作り感覚は、やはり国産のヒンジが上品質に感じるところだが、DUBLOのヒンジを工作で使ってみると、かえって工作のしやすさを感じた。
ガタが丁度良く思えたのだ。
ヒンジの機能で重要なことの一つに、軽くスムーズに動く必要性がある。
これは、どの分野の模型飛行機でも重要なことなのだが、特にUコンの場合、シビアに感じる。
というのも、ヒンジが渋いために真っ直ぐ飛ばない、といったことが簡単に発生してしまうためだ。
これは、とても飛ばしにくく感じることになる。
これは、どの分野の模型飛行機でも重要なことなのだが、特にUコンの場合、シビアに感じる。
というのも、ヒンジが渋いために真っ直ぐ飛ばない、といったことが簡単に発生してしまうためだ。
これは、とても飛ばしにくく感じることになる。
そういった意味では、DUBLOヒンジの適度のガタは、工作を容易にしてくれる。
国産ヒンジの場合、ガタがほとんどない構造から、逆に、毛細管現象で接着剤がピンに吸い込まれて固着することが発生する。
そのための対応策として、剥離材やポパールを吸い込ませてから接着する、という方法に至ったのだが。
そのための対応策として、剥離材やポパールを吸い込ませてから接着する、という方法に至ったのだが。
一方、DUBLOのヒンジの場合、多少ガタが大きいためか、吸い込まれても固着にまでは至らないようだ。
一応、工作手順として剥離材は塗布したが、ヒンジ部分の接着剤を丁寧にふき取れば、それなりに軽く動作するヒンジ工作が実現することができた。
写真は、ヒンジを精度高く一直線に並べるためのジグの工夫になる。
ジグはアルミのアングル材、ヒンジの位置決めは穴に通した待ち針で行っている。
この状態で、エポキシ系接着剤をヒンジ穴にしみこませて差込み、固まるのを待っている。
もちろん、差込み時に接着剤があふれてくるが、できるだけヒンジピンにつかないように丁寧にふき取りながら差し込んでいる。
この状態で、エポキシ系接着剤をヒンジ穴にしみこませて差込み、固まるのを待っている。
もちろん、差込み時に接着剤があふれてくるが、できるだけヒンジピンにつかないように丁寧にふき取りながら差し込んでいる。
どうやら、正確に、丈夫に、軽く動くように取り付けることができたようだ。
ヒンジのガタが国産品よりも大きいとはいっても、取り付けた後にヒンジのガタを感じるかというと、そのような事はない。
ヒンジは、最初にフラップに接着して、接着剤が固まってから主翼に接着する手順としている。
両方同時に接着するのは、位置決めがなかなか難しくなり、渋い動きになってしまうことが多いので注意が必要だ。
両方同時に接着するのは、位置決めがなかなか難しくなり、渋い動きになってしまうことが多いので注意が必要だ。