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こだわり ぐーーーーっず すべすべ君(Wet)

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今回ご紹介する、こだわり ぐーーーーっず、は
「すべすべ君(Wet)」
です。
 
ワイヤーの摩擦抵抗が半分になるよ、との宣伝文句どおり、ワイヤーのメンテナンスに用いると、ワイヤーがするするすべるようになり、操縦がスムーズになりました。
 
ワイヤーの摩擦抵抗を少なくし、安定した性能を発揮させるものとして、
私も、過去から探し求めていたモノでした。
 
私がワイヤーの摩擦抵抗を問題視していたのは学生時代です。
そのことは、ニュートラルが出なくて悩んでいた時代。
もっとも、その時代には「ニュートラル」なんて言葉や対応策もあったかどうかわからない時代でした。
その頃は、ワイヤーは機体の汚れ落としで用いていたウエスで丁寧に拭く程度、だったのですが、古いワイヤーでは、飛行機が暴れたり、連続宙返りを行うと、後半の演技が乱れやすい、等の状況が出ていて悩んだものです。
 
 
そのうち、Uコン技術誌の漫画でも話題になった、
日本選手権会場の決勝戦で、H師範が佐々木庄司氏がCRC-556を手渡すシーンが描かれていて・・・・
(美しい、すばらしいライバル争いですね)
 
そこで手渡されたモノが、CRC-556 だったんですね。
 
 
その当時の一般的に市販されていた工業用オイルのベトベトギトギトネッチリ、とは異なってサラサラした感触。
使ってみると具合がよい、ということで、現在でも愛用しています。
 
とはいうものの、この「オイル系」のワイヤー潤滑剤ですが・・・・
単線には用いることができません。
単線では、CRCのようなサラサラしたものでも、ワイヤーが捻れると張り付きやすいのです。
 
 
ということで、単線ワイヤーでは、ロージンバックを用いていました。
粉がベアリングのボールのような役割を果たし、張り付きを防止し、滑りやすくなります。
ただし、効き目は1フライトで終わり。
雨や霧雨にも弱い傾向がありました。
 
 
もっと、長持ちするワイヤー潤滑剤ってないの?と常にアンテナを張っていました。
 
そうすると、Uコンご用達の通販サイト、「長万部航空機」で、「すべすべ君」というものが扱われていました。
 
なんだこれは?ということで写真を見ると、「白い粉」です。
(なんか危険な臭いがプンプンしましたが・・・)
早速、長万部航空機に問い合わせ、ワイヤー潤滑に使いたいと尋ねると・・・・
「これは、リンケージロッドのフレキシブルパイプ内にまぶすことで、滑りやすくするもの、ロージンバックのようなものではない」
と、つれない回答が。
 
とあきらめていて数ヵ月後、「すべすべ君(Wet)」が販売されたのです。
 
例の白い、怪しい粉(すべすべ君のことです)をベースに、エマルジョンに混ぜて、ワイヤーにまとわりつきやすくしたもので、使ってみると、あら不思議、ワイヤーの滑りがよくなりました。
ということで、今ではこれを用いて・・・・・
 
としたいのですが、結局、CRCを用いています。
 
なぜって?
消耗品ですからね。
残り少なくなったら、どんどん購入したいもの。
ただ、残念なことに、「長万部航空機」の通販しか扱っていないのです。
小売店での取り寄せや、他の通販サイトでも扱っているのであれば安心して乱用?できるのですがね。
 
ということで、消耗品なのに、貴重品扱いになってしまいました。

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