スーパープライは、どのような重量構成となっているのか?
パーツ毎に重量を計測、できないものは推測により重量管理シートを作成してみました。
設計重量では、560g~580gとなっています。
この重量管理シートから、何を読み取るのか?
いやというほど、重量増加を気にして軽量化に勤めていることがよくわかります。
重いタイヤ、塗装は省略し、胴体は強度ギリギリの範囲で工作しないといけない。
主翼については、他の材料に置き換えようものなら、あっという間に重くなることは、これで理解できるのではないだろうか。
ある意味、これは、初心者にとっては、工作が難しい(素直に作成すれば問題ないが)ということになる。
練習機の設計で難しいのは、重量マージンが少ない、かといって、複雑な構造では無理、と制約が多いことは確かだろう。
さて、この重量では、「これ以上、改造なんてなにもできないぞ」ということになる。
しかし、胴体強度の改善を行いたい、という実情があるので、もう少し重くするにはどうしたらいいのだろうか?
飛行性能を犠牲にしないで。
飛行性能を犠牲にしないで。
ということを真剣に考えないといけないだろう。
さて、胴体をプロフィール化して、どの程度重量が増えるのか?
増えた重量は、空力的にどのようにカバーしてゆくのか?
この辺が難しいところになるだろう。
幸いなことは、エンジン出力が向上している、ということになる。
ちなみに、エンジン出力に余裕がなければ、「オリジナル設計どおりで、これ以上なにもしない」という結論になることは明らかだろうな。