2)高い高度からの無理やり宙返り から、必要な機体性能を確認してみましょう
このフライトパターンは、特に競技規定で存在している「宙返り」ではなく、
初心者が、「とりあえず宙返りを行ってみよう」と実施する無理やり宙返りになります。
初心者が、「とりあえず宙返りを行ってみよう」と実施する無理やり宙返りになります。
青線が、墜落せずに飛行した場合の飛行経路になります。
赤線は、墜落に至る飛行経路になりますね。
赤線は、墜落に至る飛行経路になりますね。
操縦方法は、風下の高い高度(5m以上)から、腕を振り上げて思いっきりUPを切って、
機体がクルリと回り込みながら沈み込みますが、機体が水平になったら、すばやく腕を下ろして水平飛行に戻しますが・・・・フラフラして演技を抜ける、というパターンですね。
機体がクルリと回り込みながら沈み込みますが、機体が水平になったら、すばやく腕を下ろして水平飛行に戻しますが・・・・フラフラして演技を抜ける、というパターンですね。
一応、「おお、宙返りってできるんだ」と感動してしまうフライトパターンです。
宙返りのなにも知らない初心者時代の私が体験した宙返りですね。
ここで、F2Bの可能な機体であれば、その場でクルリと回り、それほど沈み込みをしません。
新作機の旋回能力テストをするときに、このような飛ばし方をすることもありますが、あえて、このような飛ばし方はほとんどしませんね。
墜落させたくないし。
無理やり宙返りでは、風下で実施すること、その進入高度を充分に高くする(5m以上)ことと、思いっきり腕を振り上げるのと、タイミングよく腕を下ろすのが勘所になります。
進入高度が低すぎたり、思い切りが足りないと赤線のように墜落に至ります。
風上でこのような操作を行うと、風に煽られワイヤーが弛み、これもまた、墜落に至ります。
また、機体も充分に舵がきれない、舵が撓んできれない、重すぎる、場合は、やはり、墜落に至りますね。
練習機では、舵が利かないようにしますが、この程度の無理やり宙返り程度の舵が切れるようにしておいたほうがよいと思いますね。