友人とのUコン談義で、「Uコン復活」さんの設計したスタント練習機を作ってみたい、というリクエストがあったので、練習機を設計してみよう、と考えることにしてみました。
とは言うものの、市販品でも練習機は存在するし、それらを工作すれば、練習機は手に入るハズです。
それでも、あえて、私にリクエストするには、それなりに、満たされていない「なにか」があると思います。
私は、その「なにか」を見つけ出して新たに作ってみたいと考えるようになりました。
最近は、スタント練習機は大型エンジン機が飛ばしやすい、という風潮があります。
子供だったUコンマニアも大人になり、Uコン活動を復活してみよう、と考えたとき、
時間は無いけどお金はあるよ、という経済的に豊かになっていますから、多少高額でも良いですからね。
->大型スタント練習機の購入、消費、も無理が無い。
->大型スタント機は飛ばしやすい。つまり、練習が容易で時間を節約できる
という事情があるんでしょうね。
結果、20~40クラスのスタント練習機が人気があるようです。
子供だったUコンマニアも大人になり、Uコン活動を復活してみよう、と考えたとき、
時間は無いけどお金はあるよ、という経済的に豊かになっていますから、多少高額でも良いですからね。
->大型スタント練習機の購入、消費、も無理が無い。
->大型スタント機は飛ばしやすい。つまり、練習が容易で時間を節約できる
という事情があるんでしょうね。
結果、20~40クラスのスタント練習機が人気があるようです。
私は、今回は、あえて15クラスのエンジンを選択してみたいと考えています。
Uコン活動を復活した大人、だけではなく、やはり、これからの将来を担う子供たちは無視できません。
そうなると、我々が子供時代の入門エンジンとして使用した15エンジンは外せませんね。
優秀なエンジンが多数あること、値段が安いこと、扱いやすいこと、昔の15クラスのエンジンよりも出力が向上し、設計に有利であること、プロペラの選択肢が幅広いことetc
いつでも入手できるエンジンであること。
これは、安心して練習に専念するための必須要素ですからね。
いつでも入手できるエンジンであること。
これは、安心して練習に専念するための必須要素ですからね。
昔からの練習機は09クラス、15クラスと言われていました。
A級検定合格~D級検定合格、という目標設定をすると、09クラスは、かなりの冒険に思います。
09エンジンですが、既にゼロ戦09でF2Bに挑戦、してみましたが、機体が重くなりがちで、適正な加重の範疇に工作するのが難しい面があります。
これは、材料と出力の関係になるのですが、バルサ、ヒノキよりも多少軽い材料を用いる、とか、寸法を細くする、等で対応すればよいのでしょうが、難しいところでしょう。
一方、15クラスであれば、実績あるスタント練習機がありますので、背伸びしなくても良いように思います。
金額的にも、子供たちの金銭的に余裕の無いおこずかいの範囲で楽しめるように、
と考えると、15クラスが無難に思います。
A級検定合格~D級検定合格、という目標設定をすると、09クラスは、かなりの冒険に思います。
09エンジンですが、既にゼロ戦09でF2Bに挑戦、してみましたが、機体が重くなりがちで、適正な加重の範疇に工作するのが難しい面があります。
これは、材料と出力の関係になるのですが、バルサ、ヒノキよりも多少軽い材料を用いる、とか、寸法を細くする、等で対応すればよいのでしょうが、難しいところでしょう。
一方、15クラスであれば、実績あるスタント練習機がありますので、背伸びしなくても良いように思います。
金額的にも、子供たちの金銭的に余裕の無いおこずかいの範囲で楽しめるように、
と考えると、15クラスが無難に思います。
15クラスの機体でA級~C級まではなんとかなっても、D級は難しいのでは?
という見方もできますが、電動ではありますが15クラスの機体でD級検定に合格された達人もいらっしゃるので、15クラスでも、いけるか?と考えています。
という見方もできますが、電動ではありますが15クラスの機体でD級検定に合格された達人もいらっしゃるので、15クラスでも、いけるか?と考えています。
市販品の15クラス練習機というと、
・KMCOスタントマシン
・KMCOトレーナー機 O'kami 15
・KMCOトレーナー機 O'kami Ⅱ15
となりますかね。
・KMCOスタントマシン
・KMCOトレーナー機 O'kami 15
・KMCOトレーナー機 O'kami Ⅱ15
となりますかね。
先日、ブログで、私の初心者時代に飛行させた機体を振り返ってみたのですが、
現行で発売されている機体は、KMCOスタントマシンのみ、となります。
さびしいところですね。
現行で発売されている機体は、KMCOスタントマシンのみ、となります。
さびしいところですね。
では、残り、O'kami 15、O'kami Ⅱ15については、どうなのか?
といいますと・・・・すみません、作って飛ばしていないので、わかりません。
といいますと・・・・すみません、作って飛ばしていないので、わかりません。
ということで、今後の機体作成リストに追加して、実際に飛ばして調査してみますか。
あと、練習機の大切な要素としては、「誰もが飛ばしやすい」という条件がありますが、
実際には、これは、とっても難しい、と考えています。
実際には、これは、とっても難しい、と考えています。
実は、上達してF2Bを飛行させている方々を観察すると、大雑把(両極端)ですが、2種類の「好み」に分かれます。
機体の特性で説明しますと、
1)重心位置が前方が好みの方々
2)重心位置が後方が好みの方々
3)重心位置が、その中間になる方々 もありますが、両極端を説明したほうが理解しやすいでしょう。
2)重心位置が後方が好みの方々
3)重心位置が、その中間になる方々 もありますが、両極端を説明したほうが理解しやすいでしょう。
となるように思います。
この傾向は、いろいろ飛行練習してきてF2Bを習得された方々は、最終的に、自分の好みの機体を見つけて結びついた結果、になった、と受け止めています。、
大きな違いは、
1)重心位置が前方が好みの方々
水平飛行は、できるだけ飛行機の自立安定性に任せて飛行させる
フラップ舵角は大きめにして、エレベーター舵角も大きい
水平尾翼は大きめ
ハンドルは小さめ
水平飛行は、できるだけ飛行機の自立安定性に任せて飛行させる
フラップ舵角は大きめにして、エレベーター舵角も大きい
水平尾翼は大きめ
ハンドルは小さめ
2)重心位置が後方が好みの方々
水平飛行は、敏感な運動神経を生かし、操縦で押さえ込んで真っ直ぐ飛行させる
フラップ舵角は小さめにして、エレベーター舵角は大きい
水平尾翼は小さめ
ハンドルは大きめ
水平飛行は、敏感な運動神経を生かし、操縦で押さえ込んで真っ直ぐ飛行させる
フラップ舵角は小さめにして、エレベーター舵角は大きい
水平尾翼は小さめ
ハンドルは大きめ
という傾向になります。
同一の機体で、両方の方々に好まれる飛行機は作成できるのか?
というと、なかなか難しいところです。
というと、なかなか難しいところです。
どっちつかず、の飛行特性、操縦特性となりやすいからです。
仮に、初心者練習で、
重心位置が前方が好みの方が、重心位置が後方の機体を選択したり
重心位置が後方が好みの方が、重心位置が前方の機体を選択したり
重心位置が前方が好みの方が、重心位置が後方の機体を選択したり
重心位置が後方が好みの方が、重心位置が前方の機体を選択したり
した場合、どうなるか?
ですが、以下のようになります。
1)重心位置が前方が好みの方が、重心位置が後方の機体を選択した場合
墜落リスクが極端に増えます。
特に、背面飛行、8の字演技の練習時に、そのリスクはMAXとなり、なかなか上達できないことになります。
墜落リスクが極端に増えます。
特に、背面飛行、8の字演技の練習時に、そのリスクはMAXとなり、なかなか上達できないことになります。
2)重心位置が後方が好みの方が、重心位置が前方の機体を選択した場合
墜落リスクはそれほど増しませんが、手についてこない感触が増大します。
よって、練習がつまらなくなり、やる気がそがれるため、その後の練習に張り合いが出ず、上達が阻害されます。
墜落リスクはそれほど増しませんが、手についてこない感触が増大します。
よって、練習がつまらなくなり、やる気がそがれるため、その後の練習に張り合いが出ず、上達が阻害されます。
どっちにしても、良いことはありませんね。
では、重心位置を移動させて、舵角、ハンドルの大きさを調整すればよいではないか?
という考え方もできますが、満足できる操縦性能、飛行性能が実現できなくなってくるように受け止めています。
この辺は厳しいところですね。
という考え方もできますが、満足できる操縦性能、飛行性能が実現できなくなってくるように受け止めています。
この辺は厳しいところですね。
では、どうしたらいいのか?
というと、「練習する機体を別のものにして、自分の好みに合うものを選択する」
ということになります。
というと、「練習する機体を別のものにして、自分の好みに合うものを選択する」
ということになります。
では、自分の好みの練習機を選択したい、といっても、発売されているキットの傾向が偏っていますから、難しいところでしょうね。
とはいうものの、1)2)の両方の方々が満足できるスタント練習機はあります。
そうです、KMCOスタントマシンが、該当すると思います。
そうです、KMCOスタントマシンが、該当すると思います。
ちなみに、私は、1)のタイプの人なので、当然、私のスタントマシンは、1)のタイプに調整しています。
2)のタイプの機体を飛ばして飛ばせないことはありませんが、かなり、ヘタクソになるでしょうね。
とはいうものの、2)のタイプの機体は何機か作成しています。
もっとも、その機体は2)のタイプの方が飛行させましたが。
もっとも、その機体は2)のタイプの方が飛行させましたが。
ということで、
スタント練習機の選択肢を増やしたい、ということは、それなりに意義があると思いますので、がんばってみますかね。