とりあえず、エポキシをヒートガンで流し込み、万力で固定してしっかりとひび割れを塞いで修理は行ったが・・・・
この機体は、スローコンバットで用いるようにしよう。
一応、ニュートラルが出ることは判明したし・・・・
さてさて、エアラコブラの1フライト目で発生した、エンジンの振動と胴体が共鳴するような振動、なのだが、その最初の認識は、遥か昔になる。
当然、初心者時代は、そんなこと気にしてやいないし、エンジンが回ればOKの時代は、発生していたとしても、気にもならないところになるだろう。
当然、初心者時代は、そんなこと気にしてやいないし、エンジンが回ればOKの時代は、発生していたとしても、気にもならないところになるだろう。
エンジンの振動と胴体が共鳴するような振動を始めて認識した機体は、実は、しっかりとマウントプレート工作をした、Iビームマウントの機体の大型機、つまり一般的な構造だった。
当然、各種バランス取りは問題ない。
当然、各種バランス取りは問題ない。
一見、問題ないように思うのだが、一つだけ、異なっている点があった。
その当時、エンジンマウント用ベニア材、というにが発売されていた。
それを用いて工作していたのだ。
その当時、エンジンマウント用ベニア材、というにが発売されていた。
それを用いて工作していたのだ。
現在では、もう発売されていないが、どうやら、桜材等に比べて剛性が足りないようだった。
エンジン振動は、機首部分と共鳴している。
共鳴していると確認するには、ノーズをつかんでみるとわかる。
ノーズをつかむと固有振動数が変化するから振動が止まる。
共鳴していると確認するには、ノーズをつかんでみるとわかる。
ノーズをつかむと固有振動数が変化するから振動が止まる。
飛行させると、微妙にエンジン回転が変化する。
演技や飛行高度等で微妙にエンジン回転が変化するのは当然だが、それとは明らかに異なるエンジン回転変化が発生することになる。
今回、エアラコブラは、まさしく不規則なエンジン回転変化と共に、胴体が共振している音が発生していた。
私は、スタント機の調整は、飛行させて、あらゆるおかしい点を見つけ出すように努めている。
エンジンの回転変化、なんてのは、微妙であろうとも、変化に気がつくように注意しながら飛ばす。
エンジンの回転変化、なんてのは、微妙であろうとも、変化に気がつくように注意しながら飛ばす。
回転変化がおかしい場合は、設定ミスなのか?今回のように工作ミスなのか?
切り分けを行うためのフライトを繰り返し、現象から分析して解決策にたどり着くようにしている。
切り分けを行うためのフライトを繰り返し、現象から分析して解決策にたどり着くようにしている。
今回の場合の決め手は、やはり、「胴体が共鳴するような音」だった。
これは、昔、経験したことがある音そのものだった。
これは、昔、経験したことがある音そのものだった。
で、調べてみると、案の定、マウントが割れていた、という結末だった。
共振を防止するには、固有振動数を変えればよい、ということになるのであるが、
固くする、柔らかくする、振幅の長さを変える、振動を減衰させる(熱に変える)等の方法があるが、とりあえず、固さを増す方向で対応することで、良好な結果を示していることは確かだろう。
ということで、逆に柔らかくすることで対応している事例はある。
RCスタント機では、制震ゴムを用いたマウントが用いられているのが、これにあたるだろう。
私の知っている範囲では、Uコンでは、いまだ、採用されたためしを見たことがない。
予断だが、メーカーで使用しているエンジンテストベンチは鉄製でガチガチの固いもので充分な精度を出して使用しているそうである。
結果、一般ユーザーが得られる最高回転数よりも約1000rpm回転が上がって計測できるという。
また、柔らかいエンジンマウントに対応させてメーカーが行うことができる努力は、
クランクケースを重くして強度を上げ、性能を確保する、ことになるとのこと。
いわゆる、スポーツエンジンとして進化させるのであれば、エンジンはどんどん重くなる方向に進化することになるんだろうな。
そういった意味では、Uコン用マニアが求めているエンジンは、スペジャリティーエンジン、を求めているのかもしれない。
保守的で、誰も手を出さないのか?
それともうまくいく場合もあるのか?
やっぱり、上手く行かないのか?
工作が難しいのか?
メリットがないのか?
本当は、とても具合が良いのか?
それともうまくいく場合もあるのか?
やっぱり、上手く行かないのか?
工作が難しいのか?
メリットがないのか?
本当は、とても具合が良いのか?
この辺は、わからない。
いろいろ考えられるが、今のところテストしてみる気にはならない。
とりあえず、問題ないマウントの構造、工法にたどり着いているからだが、
そう考える私は、案外、保守的なのかもしれない。