インパクトのノーズ部分がほぼ完成したので、胴体の工作を開始することとした。
先日、私の友人とのお話で、胴体組み立て方法談義があったが、その時のテーマが、
「胴体に主翼を取り付けるときに、胴体をカット(主翼の下の部分)するのかどうか」
という疑問だった。
「胴体に主翼を取り付けるときに、胴体をカット(主翼の下の部分)するのかどうか」
という疑問だった。
最初、その質問されたとき、「なぜ?」と疑問に思い、質問の真意を確認すると・・・・
胴体の下部をカットして主翼を取り付けると、折角真っ直ぐ正確に工作した胴体が曲がる、とのこと。
胴体の下部をカットして主翼を取り付けると、折角真っ直ぐ正確に工作した胴体が曲がる、とのこと。
特に、インパクトのように厚翼で、主翼中心線が上方になっている機体の場合、側板の上面と翼最大厚部分の寸法が細くなり、強度が足りなくなる。
また、確かに木材なので、一部カットすると、確かに歪みやすくなるものだ。
さらに、主翼中央部と胴体を接着する際に、乾燥すると縮む性質の接着剤(エポキシや瞬間等以外)の場合、翼と胴体の接合部には微妙に隙間があり、乾燥するに従って、結局、胴体が曲がってしまいやすいことは確かだろう。
また、確かに木材なので、一部カットすると、確かに歪みやすくなるものだ。
さらに、主翼中央部と胴体を接着する際に、乾燥すると縮む性質の接着剤(エポキシや瞬間等以外)の場合、翼と胴体の接合部には微妙に隙間があり、乾燥するに従って、結局、胴体が曲がってしまいやすいことは確かだろう。
ということで、今回は、その対策を行うために、胴体組み立てジグを用いることにした。
(とはいうものの、昔からこの工法は存在していたので、今回はそれを採用した、ということになるが)
といっても、難しいものではなく、中心線を引いた10mm厚のバルサ上で、胴体を組み立てる、だけなのだが。
(胴体上部がバルサブロックで工作する機体、たとえば、ギースケノーブラ等であれば、20mm厚等の、実際に用いる厚いバルサであればOK)
各種基準線を引いて、組み立てたノーズ構造物を接着剤で仮止めしただけになる。
これに、胴枠、側板を取り付けて、10mmバルサは、そのまま胴体構造物として用いる。
もちろん、10mmバルサの削りこみは、主翼を接着してから実施、肉抜きは、その後外して実施することになる。
もちろん、10mmバルサの削りこみは、主翼を接着してから実施、肉抜きは、その後外して実施することになる。
主翼中央部と胴体の接着は、やはり、エポキシ系接着剤が無難であろう。
重量的には、多少不利になるが、精度確保、強度確保のためには仕方ないといったところであろうか。
重量的には、多少不利になるが、精度確保、強度確保のためには仕方ないといったところであろうか。