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スタントマシンで強風対策 その19 エンジン調整

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ランニングインでのフライト合計10フライト実施したが、エンジンのアタリもとれてきて、タンクの燃圧や負荷の反応も素直になってきたようだ。
 
 
ここで、今話題のスピンナー錘の調整を行ってみた。
スピンナー錘は、素人工作で、スピンナーの先端に鉛を溶かして流し込んで作成したもの。
結果は?
機体の重心位置あわせとしては、確かに、機体の先端に錘が搭載されるので、効率よく(最軽量で)重心位置を前にすることができるが、所詮は素人工作、精度が充分に確保できない。
また、エンジンの負荷も大きくなるようで、思ったように機能しなかった。
エンジンの振動が大きくなり、ある特定の回転粋で共振を始める始末。
共振は飛行中に発生したが、エンジン回転変化が滑らかにならない。
しばらくしてようやっと共振から抜けるような状態となった。
(プラグがマッチしていないため、回転が後半で回転が上がってくるので、たまたま振動が収まっただけなのだが)
やはり、素人工作でのスピンナー錘はバランスが取れていないため、悪さをするだけの結果となってしまった。
バランスをきちんととって重量を増したいのであれば、きちんとした市販品の重いスピンナーや専用のスピンナー内に内蔵する錘(この場合、センター出しを行う)を用いるほうが良いと思った。
 
 
エンジンの回転特性は、ある程度アタリもとれてきて素直になってきたので、いろいろ傾向もはっきりとしてきた。
 
まず、飛行開始時と後半での回転変化だが、徐々に回転が上がってくる傾向がでてきた。
これは、プラグがHOT過ぎると判断し、ENYA No3 から OS No8に交換することとした。
 
 
水平飛行と背面飛行でエンジンの回転差がでている。
背面飛行で、多少、エンジンが吹ける傾向が出ている。
これは、燃料タンクを多少下げることで対処してみることにした。
タンクのスペーサーを0.5mm削って設置することにした。
 
 
エンジンを始動してニードル調整を行う際、機体を真上に向けて回転調整するが、その時の回転音と離陸してからの回転音が明らかに異なっている。
離陸してからのほうが回転音が高い感じがする。
これは、根本的には燃料タンクのプレッシャーパイプの奥行きの寸法を調整するべきだが、とりあえず、タンクの位置をハンドル側に移動して様子を見ることとした。
ただ、この位置では、胴体機に搭載したときにタンクがはみ出る位置なので、やはり、プレッシャーパイプの奥行き位置で調整したほうが良いだろう。
 
 
燃料タンクはKMCO60CCタンクを改造して用いているが、ニードル調整位置によっては燃料が足りない状態も発生している。
もう少し大型にするか、まだ、最適なニードル調整位置も固まっていないので、その後にするのか?
 
いずれにしても、燃料タンクの改造も必要なのだが、現状のパーツそのままで調整してみることにした。

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