Quantcast
Channel: Uコン復活のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 464

近代スタント機に学ぶ(インパクト編) その22 胴体組み立てジグと工作開始

$
0
0
イメージ 1
 
イメージ 2
 
インパクトのノーズ部分がほぼ完成したので、胴体の工作を開始することとした。
先日、私の友人とのお話で、胴体組み立て方法談義があったが、その時のテーマが、
「胴体に主翼を取り付けるときに、胴体をカット(主翼の下の部分)するのかどうか」
という疑問だった。
最初、その質問されたとき、「なぜ?」と疑問に思い、質問の真意を確認すると・・・・
胴体の下部をカットして主翼を取り付けると、折角真っ直ぐ正確に工作した胴体が曲がる、とのこと。
特に、インパクトのように厚翼で、主翼中心線が上方になっている機体の場合、側板の上面と翼最大厚部分の寸法が細くなり、強度が足りなくなる。
また、確かに木材なので、一部カットすると、確かに歪みやすくなるものだ。
さらに、主翼中央部と胴体を接着する際に、乾燥すると縮む性質の接着剤(エポキシ以外)の場合、翼と胴体の接合部には微妙に隙間があり、乾燥するに従って、結局、胴体が曲がってしまいやすいことは確かだろう。
 
ということで、今回は、その対策を行うために、胴体組み立てジグを用いることにした。
 
といっても、難しいものではなく、中心線を引いた10mm厚のバルサ上で、胴体を組み立てる、だけなのだが。
各種基準線を引いて、組み立てたノーズ構造物を接着剤で仮止めしただけになる。
 
これに、胴枠、側板を取り付けて、10mmバルサは、そのまま胴体構造物として用いる。
もちろん、10mmバルサの削りこみは、主翼を接着してから実施することになる。
 
主翼中央部と胴体の接着は、やはり、エポキシ系接着剤が無難であろう。
重量的には、多少不利になるが、精度確保のためには仕方ないといったところであろうか。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 464

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>