修理となったOS15LAエンジン 残念
245g
載せ替え用のBlodak15エンジン
214g
とりあえず、載せ替えを行う前に、重量変更に伴う重心位置の影響を検討し微調整することにした。
あらかじめOS15LAエンジン+Powers AP8×5.5のプロペラの組み合わせでの最適重心位置は、飛行調整で、すでに求めている。
よって、その重心位置を尊重することは大前提となる。
また、スラストラインについてもそのままとなる。
あらかじめOS15LAエンジン+Powers AP8×5.5のプロペラの組み合わせでの最適重心位置は、飛行調整で、すでに求めている。
よって、その重心位置を尊重することは大前提となる。
また、スラストラインについてもそのままとなる。
載せ替えエンジンの重量は、BLODAK15のほうが31g程度軽いが、マウントプレート重量の約4gを差し引くと、27g程度の差となっている。
一方、前回の飛行調整で、ノーズに20gの錘を搭載して重心位置調整を行っているので、この錘を省略して全備重量の軽減化を実施することとした。
ということで、エンジン搭載位置を2cm程度前にして、つじつまを合わせることにした。
ノーズモーメントの長さは、飛行性能に影響するところでもあるが、私の過去の経験では、平均翼弦長の1割を超える長さ変更で影響が出始める印象がある。
もともと1cm程度短いノーズであったので、今回は1cm程度長めにすることになる。
スタントマシンの平均翼弦長は、23.5cmであるので、2.3cm以上変更する場合は、重心位置以外の影響も大きくではじめる、と考えることができるが、元設計から±1cmの範囲に収まるので、問題なかろうと判断した。
当然、加工後の飛行調整での重心位置微調整は、当然発生するであろうが、以前のように20gも必要ないだろうことを願って方針を決定した。
スタントマシンのエンジン載せ替え加工だが、箱胴機に比べて工作は非常に楽になる。
構造が非常に単純なためなのだが、この辺もトレーナースタント機としての設計が優秀であることを示していると思う。
構造が非常に単純なためなのだが、この辺もトレーナースタント機としての設計が優秀であることを示していると思う。
マウントプレートは、ネジを外して剥がすだけで済んだ。
マウントプレート加工は以前にも記述したが
「Uコンスタント機の工作の工夫、勘所 その1 (マウントプレートの工夫)」
URL: http://blogs.yahoo.co.jp/jpn33f134043/24647477.html
「Uコンスタント機の工作の工夫、勘所 その1 (マウントプレートの工夫)」
URL: http://blogs.yahoo.co.jp/jpn33f134043/24647477.html
この方法で、剥離材処理を行って、隙間をエポキシで埋める加工を行っている。
がっちり接着しているか多少心配したのだが、写真のとおり、綺麗にはがせることができた。
マウントに残っているエポキシも綺麗に剥がすことが可能なので、スラストラインの狂いなく、また工作が可能と思える。
マウントに残っているエポキシも綺麗に剥がすことが可能なので、スラストラインの狂いなく、また工作が可能と思える。
スタントマシンのエンジン、燃料タンクを取り外した状態。
ご覧の通り、多数の穴が空いている。
工作途中で調整のため取り付け穴をいろいろ空けた結果となっている。
工作途中で調整のため取り付け穴をいろいろ空けた結果となっている。
今回は、穴が空きすぎていても強度耐久性に問題が出てくるので、きちんと埋めてから工作を進めることとした。
また、エンジンを1cm程度前進させる必要もあるので、多少、補強、延長加工も行う必要があるだろう。
とはいっても、構造が単純なので、それほど難しいことはないと考えているが。
また、エンジンを1cm程度前進させる必要もあるので、多少、補強、延長加工も行う必要があるだろう。
とはいっても、構造が単純なので、それほど難しいことはないと考えているが。
考えてみれば、箱胴で重心位置調整も含め、各種寸法変更は、工作が大変になる。
スタントマシンのような簡単な構造で、これら寸法調整を行いながら、設計を進めるのであれば、なんといっても少ない加工工作で成果を得やすいと考えられる。
スタントマシンのような簡単な構造で、これら寸法調整を行いながら、設計を進めるのであれば、なんといっても少ない加工工作で成果を得やすいと考えられる。
スクラッパー型のスタントマシンで短期間に設計を進化させることができるメリットは、SH4Bに生かされているのかな?
と考えてしまった。
(ちなみに、プロフィール機で、同様なことを行った事例がある。有名なお話として、アルレイブのマスタントで設計と成果確認を行って、レイブムスタングに進化ことは、あまりにも有名なところですね)
と考えてしまった。
(ちなみに、プロフィール機で、同様なことを行った事例がある。有名なお話として、アルレイブのマスタントで設計と成果確認を行って、レイブムスタングに進化ことは、あまりにも有名なところですね)