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スタントマシンで強風対策 その12 初フライト調整開始

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スタントマシンが、ようやっと初フライトとなった。
 
以下、設定内容
エンジン:OS15LA
プラグ:ENYA No3
プロペラ:Powers AP8×5.5
燃料:THC FH-25
ワイヤー:012-60 16.7m
ハンドル:MNTハンドルAタイプ
ハンドル間隔:80mm->90mmに変更(ベルクランク80mm)
全備重量:650g
重心位置:13%
 
調整フライトの最初のアプローチは、
「とりあえず、飛ぶこと、操縦できること」
が大切になる。
ここを無理して飛行させると、墜落の憂き目になることが多い。
また、風が強い日も無理は禁物になる。
エンジンのニードルの絞りすぎも禁物になる。
エンジンを焼いてしまうと、元のコンディションに戻せなくなる。
ヘタしたら、修理、テストベンチへの逆戻りになるためなのだが。
 
幸い、ほとんど無風だったので、最初の調整フライトには最適なコンディションだった。
ワイヤーの長さは、過去にOS15LAで飛行させたフェニックスの失敗を考えて、15エンジンとしてはかなり長めのもので飛行させた。
昔の15クラスエンジンのワイヤー長は、15m~16mと言われていた。
OS15LAエンジンは、高回転型であり、また、高ニトロ燃料なので出力が大きく機速も速くなりやすい。
で、経験で導き出した初期設定のワイヤー長である16.7mを用いることにした。
ただ、飛行させてみると、「まだ短いかな」という感触になったが(周回秒数が速い)、
エンジンを最適なコンディションに調整しきれていないのでなんともいえない。
一応、飛行させるには充分な範囲なので、最適なワイヤー長は今後の検討となるだろう。
 
あと、ハンドル調整は、ある程度飛行可能な状態となるまで、演技の無理は禁物となる。
とくに、ハンドル側のワイヤー調整は肝心で、ここが狂っていると、水平飛行高度、背面飛行高度のズレが発生し、UP-DOWNの舵の切れ具合も変わってしまう。
ここで無理に演技調整を行うと、またまた、演技の底辺で機体が地面を走る、ことになるので注意が必要だ。
 
幸い、地上で初期調整した状態で、水平飛行高度1.5mから±0.5m以内に収まっていたので、あとは微調整でOKだろう。
 
 
飛行させたら、まず、ロール軸の傾きを確認する。
飛行速度の変化にはあまり影響を受けないので確認は容易になる。
今日のフライトでは、水平飛行で、わずかに内翼を下げていた。
背面飛行では、逆に、わずかに内翼が上がっている。
上がり具合、下がり具合は同等と思われる程度なので、翼端錘ではなく、翼のわずかな捻れと判断できる。
事前に吊り下げ調整できちんとラインガイドの高さを調整しているので、判断は早い。
そういえば、内翼の固定フラップが、フラップに対して多少傾いていたよな、と思い出し、ここを修正すると傾きは綺麗に直った。
最近は、機体の見た目と飛行がリンクしてきているようになっているので、かなり楽になった。
昔は、主翼後縁が波打っていたり、わずかに捻れていたりしていることが多かった。
こうなると、機体の見た目と飛行がリンクしなくなり、「どうしてこんな飛びになるんだろう」と頭を悩めることが多かった。
結局、正確に工作できていないと、調整が難しくなることは確かだろう。
 
 
あと、主翼がねじれているとニュートラルは出にくい。
いくら尾翼のロッド長さを調整しても、重心位置を調整しても無理なので、やはり難しいところだ。
 
 
幸い、内翼の固定フラップの傾きを修正して、いちおうニュートラルらしきものが出たことは確認できたが、まだちょっと不安定。
ということで、いろいろ考えて重心位置を、あと1%~2%前方にすることにした。
 
 
とりあえず、スタントマシンの高いポテンシャルの片鱗を感じることができた。
あたりまえに良く飛びそうな感触だ。
そういえば、スタントマシンってこんなに良く飛んだっけ?と思ってしまった。
正直、飛ばしやすい。
 
今後の調整が楽しみに思う。
イメージ 2
ちなみに、重心位置ゲージとベルクランク付近の写真です。
重心位置ゲージは、CADで機体平面図面を起こし、図面上で計測して作成したものです。

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