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DQ MASTERでD級検定 その33 DR60 慣らし運転の準備

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イメージ 1
 
DQ MASTER用に搭載するエンジン DR60 の慣らし運転の準備を開始しました。
要領は、前回のStarjer81と同様と思われますので、その経験を生かして実施します。
 
慣らし運転環境は以下の通り
エンジン:DR60
プラグ:OS No7(A5)
ニードル:ネルソン形式
キャブレター:交換式 7.8mm
マフラー:純正後方排気用
プロペラ:POWERS AP11×5.25 に変更
燃料:THC F2B-3
テストベンチ:Engine Test Stand Large MNT Internationalで購入し、精度出ししたもの
 
 
このエンジンも、PCセットはABCなのかなあ?
PCセットの渋さは、前回のStarker81同様に、かなり渋い状態です。
でも、少しは緩いかな?
 
いずれにしても、エンジンの分解点検も含めて実施することにしました。
ちなみに、エンジンを組み立てているネジのヘッドはマイナスネジでした。
マイナスネジの場合は、きちんと、ぴったりとしたドライバーを用意しないと、エンジンの分解整備で失敗する可能性があります。
きちんと、ネジの締まり具合を感じ取りながら均一に絞めないといけませんからね。
ということで、ドライバー探し、・・・・・家にはありません。
しかたないなあ、といつもの100均へ。
 
イメージ 2
ありました。
お店には、エンジンを持ち込んで、その場でサイズ確認。
残念ながらぴったりのものはありませんが、多少大きめでも、削ればなんとかなるでしょう。
 
イメージ 3
削る前です。
 
イメージ 4
削った後です。
 
これで、引っかかりなく、ビスの頭を舐めずに締め付けが可能になりました。
 
イメージ 5
で、分解した状況がこちら。
サラダオイルまみれなので、フライパンに入っています。
 
ちなみに、初心者の方が、新品エンジンをこのような状態にしたら、
ベテランの方には、
「あーーあ、やっちゃったよ」
といわれるに決まってます。
 
ということで、初心者の方は真似しないでくださいね。
 
 
スリーブがすんなり抜けなかったので、サラダオイルで暖めて、抜いています。
サラダオイルでじっくりと炊き上げて・・・・って料理ではないのですが、
そうすることで、クランクケースを均一に膨張させてスリーブを抜くわけです。
クランクケースはアルミなので、他の金属よりも熱膨張率が大きい、これを利用するわけですね。
 
 
で、相変わらずアタリをとってから、組み立てました。
組み立て時に使用したオイルが、MNT.Internationalから購入したこれです。
 
 
HOBBICO AFTER RUN ENGINE OIL
 
今までは、国産のストックオイルを用いていたのですが、
このオイルは、粘度が多少低く、臭いもないので、扱いやすい感じがしました。
 
今回はスピンナーはTrueTurnのアルミスピンナーを用意しました。
始動に手間取った場合に、スターターを用いたいためです。
 
このまま、機体に搭載してもいいのですがね。

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