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スーパーハリケーン4Bを作ろう その55 完成しました

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イメージ 1
SH4B ようやっと完成しました。
JPN番号は、まだ入れていませんがね。
イメージ 2
軽量マフラーや脚、スパッツの状態が確認できますね。
 
全体的にしっとりとした艶となりました。
もちろん、表面は平滑で段差はありません。
やはり、この程度の艶が好きですね。
排気オイルがかかっても、それほど艶が変化するわけでもないので、丁度よいと思います。
 

全備重量:1410g(翼端錘は10g程度余計に積んでいます)
エンジン:ENYA SS45 旧タイプ
マフラー:軽量タイプ
プロペラ:POWERS AP 11×5.5W
プラグ:ENYA No3
スピンナー:TrueTurn52mm
重心位置は、この組み合わせで11%となりました。
 
全備重量が軽いため、前重心になりがちなので、重いエンジン周りの装備は積めません。
結局軽いエンジン装備の選択となったので、さらに軽量となりました。
さらに重心位置を下げたい場合は、もっと軽量なスピンナーの選択(カーボンスピンナー等)、最後は多少の尾翼に錘で対応できるでしょう。
 
今後は、飛行させての重心位置調整、課題である全備重量調整を行いながら、飛びの違いを確認します。
まあ、最初は、現状の軽量な設定で飛ばしてみたいと思いますがね。
過去の経験では、1400g程度のSH4Bは飛行させたことがありません。
大抵、設計重量を遥かにオーバーした(1600g以上が多い、中には1700gという重量級もありましたがね。それでも良く飛んでいた覚えがあります)
機体ばかりなので、軽量なSH4Bの飛行も経験できることになりましたね。
 
イメージ 3
キャノピー周りもスッキリと仕上がりました。
 
イメージ 4
重心位置計測ゲージを作成して貼っています。
CADで平面形を作成し、平均翼弦長を作図で求め、ゲージを作図印刷、テープで張っています。
また、全備重量メンテナンスハッチも写っていますね。
カウリングも隙間なく、段差なく仕上がっています。
 
 
 
今回は、45クラスの名機であるSH4Bを作成できて、本当に幸運に思いました。
過去のブログを調べたところ、キットが届いたのが昨年の4月ですから、完成まで1年程度かかったことになりますね。
専念して作成したわけではありませんが、やはり、名機を作成するとなると1年に1機程度しか作成できないのでしょうかね?(いいわけです)
 
今回は、工作においてもいろいろ冒険もありました。
フイルム張りに本格的な塗装を行ったのは初めてでしたが、なんとか好みの艶と精度で作成できたのは幸いです。
(しかし、やはり、絹張りドープ仕上げにしたかったなあ)
また、各種軽量化の配慮と重量分布の計測集計を行いながら、できるだけ軽量化して作成(当然、強度の問題はないと思います)しましたので、結局、キット指定重量1500gよりも100g軽量化して作成できたのは幸いです。
学生時代には、どうしても設計重量よりも重くなってしまいましたから、少しは工作技術も上達?したのですかね?

最大の軽量化の貢献は、やはり、重量管理シートにあったと思います。
工作を進める度に重量計測、予想重量と実際の重量の差を気にしながら、それを埋める努力、必要な重量の意味をきちんと明確化、把握化することで、その工程でできる最大限の努力ができたことが積み重なって軽量化に成功したのだと思います。
まさに、「チリも積もれば山となる」ということわざどおりですね。
 
重量分布シートは、今後作成する機体の参考情報として活用してゆきます。
設計の基準ができたのがありがたいところですね。

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