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KMCO ゼロ戦で「挑戦!!」 その19 プロペラの選択

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09エンジンは、なかなか難しい・・・・
15エンジンでしたら、POWERSのAPプロペラもありますし、いろいろなメーカーから各種サイズのプロペラが発売されているので、選択の幅も広いので助かりますが、09エンジンとなると、6~7インチのプロペラとなり、選択の幅も狭まります。

とりあえず、私は選択の基準となるプロペラはAPCと決めています。
APCのプロペラは、効率がよく、ピッチ分布が付け根から先端まで同一にいなっているものが多いですね。
翼型やプロペラ形状については、電子風洞で最適化して設計され、そのままNCで立体加工し、製品のバラツキも少なく、各種ダイヤ、ピッチの種類も多く、非常に優れたプロペラに思います。
ということで、未知のエンジン(モーター)では、まずAPCのペラでどうなの?と調べて、あれやこれや悩むことにしています。
(EPプレーンでは、散々お世話になった方法です)
で、回してみたプロペラは以下の2種類
APC 7×6 (ピッチゲージで詳細にピッチを計測すると5.5)
APC 7×5 (ピッチゲージで詳細にピッチを計測すると、きちんと5になっていた)
 
飛行速度やワイヤーの長さ等はとりあえず後回しにして、エンジンが生き生きと回るのかどうか?の観点で観察したところ、
APC7×6では、エンジンは苦しそうですね。
上昇時にエンジンの回転が苦しい音に変わってしまい、上昇が鈍ります。
APV7×5では、ニードルに対してのエンジンの回転追従が素直で生き生きと回るように感じます。
ところが、推力はいまいちな感じです。
 
となってくると、APC7×5.5あたりが欲しいのですが・・・・売ってません。
 
ダイヤを小さくして使用する回転粋を極端に上げて出力を上げる選択も考えましたが・・・・
ENYA09はクロスフローエンジンです。
あまり高回転は期待できませんね。
 
また、APC7×6を使用して、キャブレター口径を多少広げ、出力を上げる、という選択肢もありますが、小型エンジンのキャブ口径の拡大は燃料の吸い込み力が極端に下がる傾向があり、ましてや低回転での使用なので、なおさら悪影響が出やすいとも言えますが、ここはやってみないとわからないところでもありますが。
 
ということで、プロペラを削りだすことと、プロペラを捩じることを考えています。
APCペラで先端をカットしてダイヤを詰めて回転を上げる、という選択はありえないようです。
(先端まで微妙な形状が実現されていて、カットすると、かえって効率を低下させやすい形状になっています。)
で、使えそうなペラが見つかったら、キャブの微調整を実施してみることに。
 
しかし、ゼロ戦09、重くなりすぎたために調整が大変です。
まるで2トンクラブの超重量スタント機以上の調整の難しさがついて回っているみたいです。
まだ、超重量2トンクラブのスタント機のほうが出力に余裕があるので、楽かもしれませんね。

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