実機のゼロ戦は、丸胴で、NACAカウルとカウルフラップを備えています。
当時の星型空冷エンジンを効率よくエンジンを冷却し、かつ、機体の空気抵抗を減らすために研究した結果の形状として採用されていたことは、有名なところですね。
で、単気筒エンジンではどうなの?
ということで、今回、NACAモドキカウルにカウルフラップを開いた形状で作成してみました。
なかなかスケール感UPとなっていますが、きちんと冷却するのか?
という不安はありましたが・・・・
ということで、今回、NACAモドキカウルにカウルフラップを開いた形状で作成してみました。
なかなかスケール感UPとなっていますが、きちんと冷却するのか?
という不安はありましたが・・・・
飛行させて見ましたが、問題ないようですね。
特別に単気筒シリンダーに空気をまわすツイタテ等は設けませんでしたが、カウルフラップが効率よくシリンダーで温まった空気を排出してくれるらしく、問題ないようです。
見た目にも、冷却空気の排出部の開口部を大きく開いているようには見えませんがね。
やはり、実機で実績のある方法は、役に立つものです。
ちなみに、実機のNACAカウルの中身を学生時代に見たことがありました。
各気筒のシリンダー後方に導風板が設けられていました。
シリンダー後方に巻き込むように冷却空気を導く板がついていたのです。
やはり、円筒のシリンダーが後方まで風を巻き込みにくいため、導くようにできているんですね。