エンジンスラストラインをきちんと精度を出して主翼もどうやら正確に接着できたようです。
次は尾翼の取り付けですが、定板、インシデンスメーターを駆使して、なんとか正確に取り付けることができたようです。
次は尾翼の取り付けですが、定板、インシデンスメーターを駆使して、なんとか正確に取り付けることができたようです。
その際、SH4Bの特徴である、調整式でないプッシュロッドの取り付けを行いました。
実際に組み込んだロッドは、ターンバックルを用いて調整式なのですが、調整するには、胴体の開腹手術しか方法がありませんので、実質的な調整式でない完全内装のリンケージとなります。
今でこそ、ロッドは調整式、エレベーターホーンも高さ調整式で、メンテナンスハッチをつけるのが主流となっているように思いますが、初代スーパーハリケーン4Bの時代は、そんなパーツも無かったし、調整もできなかった。
良質なボールリンクすら無かった時代ですからね。
良質なボールリンクすら無かった時代ですからね。
そんな中で「リンケージの調整をしなくても良く飛ぶ」ことを、皆、目指していたわけです。
1gでも軽くしたい、堅牢で確実なリンケージ動作を実現したい、2000回以上のフライトでもガタ無く充分な耐久性のあるリンケージを実現したいetcetc
で、それを実現するためには、一発勝負で機体を作成しないといけなかった。
これは、とても大変なことに思うのは私だけでしょうか。
工作の手間、時間、労力を考えると、完成してからでも調整はしたいものです。
リンケージや機体工作の成果は、最終的に、「飛び」で確認するしかないわけです。
どこかで不具合があったら、作り直しか、開腹手術か、なんて、とてもリスクが多いわけですね。
どこかで不具合があったら、作り直しか、開腹手術か、なんて、とてもリスクが多いわけですね。
よって、工作手順を整理し、チェックポイントを見つけ出し、確実に成果を上げながら工作を進める。
これは、まさしくノウハウそのものであり、実際に作成して実感した者のみが、その成果を得られるようになることは確かでしょう。
ただ、現在では、その工法、手順、ノウハウも固まっています。
是非、挑戦してみてください。
是非、挑戦してみてください。
そうそう、水平尾翼の位置決めは、基本的にロッドを繋いで行います。
もちろん、フラップは0度の位置決めと固定が必要ですが、基準としてフラップのフィレットを用います。
もちろん、フラップは0度の位置決めと固定が必要ですが、基準としてフラップのフィレットを用います。
フィレットは、当然0度位置で正確に接着します。
ロッドにより、水平尾翼の前後位置は固定され、・・・・あれ、エレベーターが動く・・・
そうです、エレベーターもフィレット位置で固定します。
私は、水平尾翼を工作する際、フィレット部分も同時に作成し、尾翼に固定していますが、ここで役に立つわけです。
私は、水平尾翼を工作する際、フィレット部分も同時に作成し、尾翼に固定していますが、ここで役に立つわけです。
リンケージの動作角度、ニュートラルのチェックも、この時点で実施しました。
リンケージ設計をCADで行い、その設計どおりに、できるだけ正確に工作する。
で、ここで、成果が確認できます。
微調整なしで、きちんと動作することが確認できました。
一発勝負をクリアできたわけです。
現在、生地完成状態になったので、重量を計測してみました。
重心位置の錘を除いて、一番重い装備を全て搭載して重量を計測すると(ドキドキ)
1280gでした。
重心位置の錘を除いて、一番重い装備を全て搭載して重量を計測すると(ドキドキ)
1280gでした。
重心位置も、塗装による重心位置後退の余地を考えると・・・・
ちょうど良いようです。
主翼尾翼のフイルムは貼ってますし、残りは胴体塗装、カラーリング、とクリアですか。
1500gまでは220gの余地がありますが、なんとかなるでしょう。
1500gまでは220gの余地がありますが、なんとかなるでしょう。
できるだけ美しく軽量に完成させてみたいと思います。