とりあえず、ランニングインを兼ねて、フライトを実施しました。
使用したワイヤーは15クラスの15.5mを用いました。
当然、長すぎますが、機体の飛行速度を計測して、最適なワイヤー長を求めるためです。
実施した飛行は、水平飛行のみ、無理は墜落に繋がります。
当然、長すぎますが、機体の飛行速度を計測して、最適なワイヤー長を求めるためです。
実施した飛行は、水平飛行のみ、無理は墜落に繋がります。
1フライト目はランニングインです。
ランニングインは、実際に使用するプロペラサイズで、ニードルは甘めにして、エンジンの様子を見ます。
ランニングインは、実際に使用するプロペラサイズで、ニードルは甘めにして、エンジンの様子を見ます。
使用したプロペラは、APC7×6となります。
地上での運転は、プロペラの負荷が大きいので、さっさと空に上げることが大切です。
地上での運転は、プロペラの負荷が大きいので、さっさと空に上げることが大切です。
とりあえず、エンジンの調子は問題ないようなので、2フライト目に挑戦します。
今度は、本格的なニードル設定となります。
今度は、本格的なニードル設定となります。
ワイヤーは、意図して長めを用いたので、とてもワイヤーがたるみやすく、離陸時等で墜落する恐れがありますので、最初から標準的な長さのワイヤーを用いるべきでしょう。
2フライト目は、周回秒数を計測しました。
1周、約4.83秒、大型スタント機並みの体感速度です。
で、これで曲技ができれば、万々歳なのですが、そうはいきませんね。(笑)
で、これで曲技ができれば、万々歳なのですが、そうはいきませんね。(笑)
垂直上昇させると、減速が激しく、頭上では完全にワイヤーがたるみます。
ここは、無理をせずに、ワイヤーの長さを詰めて調整すべきですね。
ここは、無理をせずに、ワイヤーの長さを詰めて調整すべきですね。
ハンドルのニュートラルは大きく狂っているし、機体のニュートラルの出方も甘いようです。
舵はそこそこよく切れます。
舵はそこそこよく切れます。
この辺は、ワイヤー長の調整が完了したら煮詰めるところなので、今回は気にしません。
で、得られた周回速度のデータからワイヤー長を検討してみることとしました。
表は、その検討表になります。
さすが、小型機、条件が厳しいですね。
表の数字は、ワイヤー長15.5mの飛行速度とした場合、ワイヤーを短くしたときの周回速度、遠心力の対応を示しています。
実際には、ワイヤーが短くなる分、抵抗が減りますから、ワイヤーを短くしたら、多少飛行速度は速くなると思いますが、とりあえず、目安としては使えます。
FAI-F2Bが可能である、とする基準として
周回速度4.2秒以下(これ以上速いと操縦が大変になると見なす)
遠心力3.4G以上(経験から求めた妥当な遠心力とする)
として考えると、青枠の範囲になります。
見事に重なり合っていません(笑)
ここは、未経験である09エンジンですので、いろいろ試行錯誤する必要があります。
とりあえず、次回のワイヤーの長さは、14.2m程度としておきましょう。
周回秒数 4.45秒 遠心力 3.1 程度となりますが
多少周回秒数は速くなり、遠心力も多少大きくなるでしょう。
必要遠心力は、機体の性能に大きく左右させる要素になります。
その計算は、とても複雑で、計算し切れていません。
まあ、飛ばせばわかることですからね。
傾向としては、上昇時の減速度合いが小さいほど、必要とする遠心力は小さくて済みます。
よって、機体に求められるところは、軽く、推力が大きく、プロペラの特性として、減速時に、より推力が大きくなるほうが有利になりますね。
残念ながらゼロ戦09は、かなり重量級となってしまいましたが、飛ばないことは無いことは確認できました。
なんとか、調整可能な範疇に入っていればありがたいのですがね。