さあ、胴体と主翼、尾翼を合体しよう、とジグ関係を揃え、定番も水平になるように調整し、
各種ゲージで計測してみると・・・・・・
なんと、スラストラインがUPスラストになっています。
なんらかの工作誤差が発生しているようです。
なんらかの工作誤差が発生しているようです。
計測して、ここに行き着くまでは、いろいろ試みましたが、結局、スラストラインが狂っているとみなして修正するしかないようです。
まだ、主翼、尾翼もつけていないので、主翼、尾翼の取り付けで修正してもよいのでしょうが、
結局、胴体がかなり斜めにつくことが判明、結局スラストラインを修正すべきなのでしょう。
まだ、主翼、尾翼もつけていないので、主翼、尾翼の取り付けで修正してもよいのでしょうが、
結局、胴体がかなり斜めにつくことが判明、結局スラストラインを修正すべきなのでしょう。
しかし、なぜ?スラストラインが狂った工作をしたのかは、今となってはわかりません。
Iビームマウントで、マウントの平滑精度、平行精度も充分に出し、組み立てた、ハズ、なのですが、だめですね。
Iビームマウントで、マウントの平滑精度、平行精度も充分に出し、組み立てた、ハズ、なのですが、だめですね。
ここは、仕方ないので、手間暇をかけて修正するしかありません。
モノづくりというのは、その工程でやるべきことをきちんとやって成果を出す、ことができていないと、取り返しがつかないか、そうでないまでも、取り返しのための手間がとてもかかります。
ここで、あせったり、取り乱しても仕方ありません。
じっくりと構えて手直しすることが大切に思います。
じっくりと構えて手直しすることが大切に思います。
で、マウントプレートを取り外し、再度、カイモノを入れて修正しよう・・・・
としたのですが、マウントプレートが外れません????
としたのですが、マウントプレートが外れません????
そうなんです、マウントプレートを接着する際に、剥離材処理をしていなかったのです。
なんとまあ、手抜きはいけません手抜きは。
なんとまあ、手抜きはいけません手抜きは。
仕方ないので、大型金属ヤスリで削ることにしました。
(ちなみにマウントプレートとエンジン取り付けラグの間にワッシャー等を入れて取り付け角を調整する方法は、精度や強度が不足し、クランクケースが割れる、エンジンの調子が出ない等の結末を迎えます。経験済みです。マウントプレートとマウントの間でしたら、エポキシ等で埋めれば問題ありませんがね)
作業に邪魔な側板は切り離し、あとでエポキシ系接着剤で接着します。
塗装前なので、傷跡も消えますから、その点は楽ですね。
強度的には問題ないでしょう。しっかり接着すればね。
塗装前なので、傷跡も消えますから、その点は楽ですね。
強度的には問題ないでしょう。しっかり接着すればね。
スラストライン、主翼、尾翼の取り付け角の工作精度は、今後の飛行調整や性能で大きく影響します。
飛ばないことはありませんが、ここで手を抜くと、飛行調整で苦労しますからね。
飛ばないことはありませんが、ここで手を抜くと、飛行調整で苦労しますからね。
ちなみに、設計者は、各種取り付け角度の精度をきちんと出して飛行させて評価を行っています。
工作の狂いによる性能は保証されていないと考えるべきでしょうね。
どの程度?という点では、かなりバラつきはあるとは思いますがね。
工作の狂いによる性能は保証されていないと考えるべきでしょうね。
どの程度?という点では、かなりバラつきはあるとは思いますがね。
少なくともSH4Bは、H師範の過去の競技成績からも、高い精度で工作していると考えられますし、構造自体も、工作で狂いにくい構造となっています。
しかし、私が作成すると、狂ってしまったようですね。お恥ずかしい限りです。
マウントプレートを削るコツは、なんとも説明できません。
できるだけ大きな金属やすりで平面精度を確認しながら慎重に削りました。
平面精度の確認は、エンジンを乗せて、カタカタ揺れないことで確認しました。
これで、充分な平面精度が出ればよいのですがね。
できるだけ大きな金属やすりで平面精度を確認しながら慎重に削りました。
平面精度の確認は、エンジンを乗せて、カタカタ揺れないことで確認しました。
これで、充分な平面精度が出ればよいのですがね。
やはり、マウントプレートを取り外し、いつもの工作方法でやり直したほうが、簡単で精度を出しやすいことは確かなのですがね。
しかたありません。
しかたありません。
あとは、機体にエンジンを搭載して、入念にランニングインを行って、エンジンの歪みに伴うアタリを取るしかありませんね。
写真のスラストラインの水平ゲージは、自作したものです。
市販のインシデンスメーターでも、エンジンに取り付けることができるようになっていますが、多少ガタが多いように思いました。
これでしたら、安く、正確に、確実に計測できます。
もちろん、組み立ててから、他の水平ゲージと比較計測や直角を計測して、精度の調整、確認を行ってから使用しています。
市販のインシデンスメーターでも、エンジンに取り付けることができるようになっていますが、多少ガタが多いように思いました。
これでしたら、安く、正確に、確実に計測できます。
もちろん、組み立ててから、他の水平ゲージと比較計測や直角を計測して、精度の調整、確認を行ってから使用しています。