燃料フィルターは、最近、とても良いものが発売されるようになってきました。
ここでは、古いフィルターから、現代に至るまでのフィルターを並べて、比較してみましょう。
ここでは、古いフィルターから、現代に至るまでのフィルターを並べて、比較してみましょう。
とりあえず、手持ちのフィルターを時代別に左から並べてみました。
(左:古い 右:新しい)
最近は、各種燃料フィルターが発売、入手できるようになって、ありがたいかぎりですね。
ちなみに、燃料の流れは、下から上に流れるように並べています。
ちなみに、燃料の流れは、下から上に流れるように並べています。
以下に説明(左から)
1)クランクタンク内の送油パイプに用いるフィルター&錘
クランクタンク内の送油パイプ先端に取り付け、フィルター&錘となる優れものの定番ですね。
通常のクランクタンク用の送油パイプ錘の場合、燃料の吸い込みの力でタンクの底に吸い付く等のトラブルが発生する可能性がありますし(それを防止するための溝が掘られている場合がありますが)、フィルター機能はありません。
一方、こちらは、そういったことは発生しません。
難点は、軽い、ということでしょうか。
通常で使用している範疇では、まず、詰まることは無いようですね。
私は、燃料缶で用いています。
クランクタンク内の送油パイプ先端に取り付け、フィルター&錘となる優れものの定番ですね。
通常のクランクタンク用の送油パイプ錘の場合、燃料の吸い込みの力でタンクの底に吸い付く等のトラブルが発生する可能性がありますし(それを防止するための溝が掘られている場合がありますが)、フィルター機能はありません。
一方、こちらは、そういったことは発生しません。
難点は、軽い、ということでしょうか。
通常で使用している範疇では、まず、詰まることは無いようですね。
私は、燃料缶で用いています。
2)昔から販売されていたフィルター
当時は、フィルターというと、このタイプしかなかった。
使用する注意としては、「荒めのメッシュを用いること」です。
細かいメッシュの製品も販売されていて使用してみましたが、Uコンでの使用ではトラブルが多かったのを覚えています。
燃料が詰まりやすく、飛行中にエンジンストップ、なんてことがよくありました。
なぜか、繊維状のゴミが詰まりやすく、前兆無くエンジンストップするので、細かいメッシュのフィルターは使用をやめました。
荒いメッシュですと、詰まりの現象で多少エンジン回転が変わる程度なので、エンジンストップまでには至りにくく、フィルターを分解して掃除すれば、問題解決しました。
ただ、装着している状態でゴミの状況が見えないので、分解点検しかできないのは面倒でしたね。
当時は、フィルターというと、このタイプしかなかった。
使用する注意としては、「荒めのメッシュを用いること」です。
細かいメッシュの製品も販売されていて使用してみましたが、Uコンでの使用ではトラブルが多かったのを覚えています。
燃料が詰まりやすく、飛行中にエンジンストップ、なんてことがよくありました。
なぜか、繊維状のゴミが詰まりやすく、前兆無くエンジンストップするので、細かいメッシュのフィルターは使用をやめました。
荒いメッシュですと、詰まりの現象で多少エンジン回転が変わる程度なので、エンジンストップまでには至りにくく、フィルターを分解して掃除すれば、問題解決しました。
ただ、装着している状態でゴミの状況が見えないので、分解点検しかできないのは面倒でしたね。
3)安価なプラスチックフィルター(半透明)
安価なので、使い捨てで使用できるフィルターです。
メッシュは粗いタイプなので、問題なく使用できますが、中には製品精度がよくなく、漏れるものもあるので、あらかじめ圧力テストを行って使用していました。
軽く、なにせ安いので気軽に購入して使用できるのがありがたかったですね。
安価なので、使い捨てで使用できるフィルターです。
メッシュは粗いタイプなので、問題なく使用できますが、中には製品精度がよくなく、漏れるものもあるので、あらかじめ圧力テストを行って使用していました。
軽く、なにせ安いので気軽に購入して使用できるのがありがたかったですね。
4)ダブルメッシュフィルター
ウクライナスタンターが日本で紹介された当事に入手することができ、「こんな簡単な構造で軽く、充分に使用でき、透明なので視認の点検簡単ですごいなあ」と感心したフィルターです。
海外製ですが、やはり、モノづくりの発想が違いますね。
燃料の流れもスムーズで、細いので、いわゆる「コンデンサー効果」が少ないため、燃料の圧力変化が素直にエンジンに影響しやすくなっています。
今でも好んで使用しています。
ウクライナスタンターが日本で紹介された当事に入手することができ、「こんな簡単な構造で軽く、充分に使用でき、透明なので視認の点検簡単ですごいなあ」と感心したフィルターです。
海外製ですが、やはり、モノづくりの発想が違いますね。
燃料の流れもスムーズで、細いので、いわゆる「コンデンサー効果」が少ないため、燃料の圧力変化が素直にエンジンに影響しやすくなっています。
今でも好んで使用しています。
5)フィルター面積の大きいコンパクトフィルター
分解すると、中に筒状の荒いメッシュのフィルターが入っているタイプのフィルターです。
これも、好んで使用しています。
分解すると、中に筒状の荒いメッシュのフィルターが入っているタイプのフィルターです。
これも、好んで使用しています。
で、最近発売されているフィルターが、これです。
写真は、JRのものですが、数社のメーカーから発売されています。
中に、筒状の砥石のようなフィルターが見えます。
軽く、詰まりにくく、視認による点検も容易で、細いので「コンデンサー効果」が少なく、精度も高いので漏れない、といいとこだらけのフィルターですね。
日本製のフィルターも進化しましたね。
中に、筒状の砥石のようなフィルターが見えます。
軽く、詰まりにくく、視認による点検も容易で、細いので「コンデンサー効果」が少なく、精度も高いので漏れない、といいとこだらけのフィルターですね。
日本製のフィルターも進化しましたね。
これから使用してみたいと思います。