スタントマシンでは、燃料タンクでの様々な調整が可能なように、純正タンクに加工を行って、チキンホッパータンクとしても使用可能なように加工することとしました。
方法は、プレッシャー用のパイプを一本追加してハンダ付けするだけ、と簡単です。
本来、タンクの裏蓋を開けて、内部の配管の配置や固定をしっかり加工しながら工作を進めるのがよいのですが、加工は慣れないとなかなか大変だし、うまく工作できない可能性も高い。
今回は、小型スタント練習機であり、タンクは外装なので、トラブル時の交換も簡単なので、工作もサクッと済ませることにしました。
用意する材料は約7cm程度の長さの直径3mmの真鍮パイプとハンダ付け用具の一式です。
加工は、タンク側面に、3mm~3.2mm程度の穴を空け、そこに真鍮パイプを差し込んで、根元をハンダ付けするだけです。
パイプの先端は、奥の送油パイプに噛むように、先端を丸やすりで窪ませるように加工しておくと、パイプがブラブラしないので、丈夫になります。
ハンダ付け後、フラックスを石鹸水等で洗い流します。
タンク内部も、石鹸水を入れて洗うと、切子等も洗い流されます。
ハンダ付けの箇所が一箇所で単純なため、目視で、しっかりとハンダ付けされていることを確認できれば、まあ、問題ないと思いますが、一応、圧力テストを行い、問題なければ完成です。