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KMCO ゼロ戦で「挑戦!!」 その11 マウントプレート秘話?

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ゼロ戦のマウントプレート付近の写真になります。
工作手順は、以下を参考にしてください。
「Uコンスタント機の工作の工夫、勘所 その1 (マウントプレートの工夫)」
 http://blogs.yahoo.co.jp/jpn33f134043/24647477.html
 
 
今回使用したマウントプレートは、自作2mmカーボン板になります。
あらかじめ、エンジン取り付けラグのボルト穴の間隔で2.5mmの穴をあけ、3mmネジのタップを切って、かつ、マウントプレートとマウントを固定する3.2mmの穴も空けました。
 
マウントは、あらかじめ井桁に組んでから、平らな板の上にサンドペーパーで平面を出していたのですが、マウントプレートをマウントに取り付けてからエンジンを乗せると・・・・・
 
微妙にカタカタします。
 
やっぱりなあ、と思いながら、いつもの通り、マウントプレートをネジでエンジンに止め、いつもの手順で工作を進めました。
(このとき、ネジはマウントプレート裏側にはみ出ない、今回は2mmなので微妙でしたが(笑))
 
カタカタする原因は、エンジン取り付けラグの平行が出ていないのか?
それとも、井桁に組んだマウントの平面出しの精度が出ていないのか?
わかりませんが、いずれにしても、このままマウントプレートをマウントに装着してから
エンジンを取り付ける順番で工作したら、カタカタ分の誤差だけエンジンが歪みます。
(ちなみに、カタカタによるエンジンのゆがみを無くすために、マウントプレートを、あえて使用しない、という選択もありえますがね。
その場合、マウントにエンジンが沈む覚悟が必要です。
小型機(20クラスくらいまで)では、それほど沈まないので必要ないのかもしれませんね(笑))
 
ということで、やっぱり、マウントプレートはエンジンにきちんと取り付けてから、
エポキシで隙間を埋める方法がよいのだな、と、あらためて感じました。
 
本当は、カタカタしないのが一番良いのですがね。
カタカタしていたら、スラストラインも微妙に狂ってしまうはずなので。
 
あくまでも、スタント用エンジンの場合ですが、
マウントプレートの大きさですが、エンジン取り付けラグより1mm~2mm程度幅広く、
前後の長さも多少長い程度でよいでしょう。
マウントプレートの材質も、硬質アルミ2mm程度で充分に持ちます。
ただし、必ずエンジン取り付けビスはマウントプレートをはさんで、マウントに共締めしないといけません。
 
さすがに、2mm厚は、ナットとしての厚さが足りません。
ちなみに、カーボン板の場合、厚さが4mmでもネジ穴はエンジン振動でバカになります。
やはり、貫通させるしかありませんね。
では、マウントの裏に埋め込みのナットは必要かというと・・・・
私の経験では、市販マウントプレートの場合は、マウントの厚さが12mmの堅木の場合、
必要性を感じません。
ただし、堅木のマウント部分は、2.5mm穴にタップで浅くネジを切っています。
3mmの穴を空けたら、ネジを切る余地がなくなるので、埋め込みナットは必要になりますよ。
 
仮に、マウントプレート、マウントのネジ穴がバカになったら、3.5mmタップを立てて補修します。
これで、充分に強度は確保されますが、未だ、そこまで至ったことはありませんが。
 
そうそう、SH4Bのキットには、ちょうど良いマウントプレートの素材が付属していましたね。
けっきょく、この方法が、軽量でかつ充分な強度と耐久性を実現するのではないかな?
まあ、Iビームマウントの場合、となりますがね。
 
 
ただ、市販品のマウントプレートの手軽さは、なかなかの魅力です。
ゼロ戦でも、市販マウントプレートを使いたかった。
 
今回、ゼロ戦に市販のマウントプレートを使用しなかった理由は・・・
 
マウントのボルトの幅が12.5mm
で、いろいろ探したのですが、「売ってない」(笑)
で、あえなく、「マウントプレート自作」となったわけです(泣)
 
まあ、結局、軽量で信頼性が高い方法(その代わり手間がかかる)で作成してしまいました(笑)
 
ちなみに、第一防火壁ですが・・・・
軽量化のため穴だらけです。
このままでは、燃料やオイルが機体に染みこみますので、塗装時に紙で塞ぎます。

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