今回は、水平尾翼の整形とホーンの組み込み、ヒンジ取り付け加工になります。
水平尾翼の整形は、きちんと平面を出すこと、前縁と後縁をきちんと丸めることが大切に思います。
ヒンジラインの部分は、スラビライザー側は直角、エレベーター側は丸く削りました。
私は、ヒンジラインはオフセットして取り付けるのが好みなので、
スタビライザー後縁よりヒンジラインを多少さげて動作させるようにしています。
このことで、エレベーター側を丸く整形するだけで、スムーズに動作するようになります。
スタビライザー後縁よりヒンジラインを多少さげて動作させるようにしています。
このことで、エレベーター側を丸く整形するだけで、スムーズに動作するようになります。
また、ヒンジラインは必ず直線となるように気をつけて加工しています。
ヒンジラインが曲がっていると、スムーズにエレベーターが動作しなくなり、
ニュートラルがでない等、操縦性に大きく影響します。
目安となるスムーズさは、エレベーターの自重でエレベーターが下がり、パタパタ動作するくらいにしないといけないですね。
この辺の精度を出す工作は、いつも苦労するところです。
写真は、ホーンの事前加工の状況になります。
ヒンジラインはオフセットを実現するために、あらかじめ軸受にベニアパーツを瞬間接着剤で接着しています。
このパーツにより、プッシュロッドの力を受け止め、ガタなく回転するようになります。
写真は、ホーンの固定部分を拡大したものです。
現状では、ヒンジの接着は行っていません。
スタビライザーはフイルムを張り、エレベーターは下地塗装を行った後、
ヒンジの接着を行うことになります。
ヒンジの接着を行うことになります。