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KMCOグラマンで楽しもう その2 エンジンマウント周りを作る

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とりあえず、エンジンマウント周りから作成することにしました。
以下、組みあがった写真です。
 
・内翼側からの側面
イメージ 1
 
・外翼側からの側面
イメージ 2
 
・上面
イメージ 3

1)マウントプレートの加工
マウントプレートの工作方法は、以前に紹介させていただいたので、説明は省略いたします。
以下を参照してください。
 http://blogs.yahoo.co.jp/jpn33f134043/24647477.html
 
2)燃料タンクの加工
今回は、一応チキンホッパーパイプをつけることにしました。
これで、燃料タンクの調整の選択肢の幅を広がります。
となると、タンクの蓋を開けてパイプを配管しなおして、また蓋を閉じる、なんて大工事になると考えますが、今回は簡単に済ますこととしました。
方法は簡単で、タンクの内翼側の面の中央後方に3mmの穴を空け、そこに真鍮パイプを差込み、付け根をハンダづけするだけです。
タンク内に入る側のパイプの先端は丸やすりで凹ませ、奥にある送油パイプにかみ合う形状にしておいて、ブラブラすることを防いでいます。
小型機で、それほど飛ばしこむつもりはないので、この程度の加工で充分でしょう(笑)
 
3)燃料タンクの取り付け高さを調整する加工を行う。
第1胴枠の送油パイプの穴、第2胴枠の燃料タンクの穴は、燃料タンクの取り付け高さを調整するために穴を開けなおします。
燃料タンクは、上から見て傾くように、横から見てエンジンのスプレーバーの高さがタンクの中央の高さと一致する配置になるようにします。
写真でよく分かると思います。
今回は、OS15LAなので、燃料タンクを1.5mmほど高い位置となるように位置決めしました。
このエンジンは、エンジンのスプレーバーの高さがタンクの中央の高さと一致する配置した場合、水平飛行、背面飛行でエンジンの回転状態が変わる特性があるようです。
対策として、1.5mmほどオフセットして解消しよう、という考え方ですね。
 
4)第1胴枠とエンジンマウントの接着
エンジンマウントは、マウントプレートを取り付けましたので、3mmほど下になるように取り付けます。
接着はエポキシ系接着剤を用いて、タガネで固定して接着剤が固まるのを待ちました。
このとき、エンジンマウント側には、エポキシを2度塗りするのがコツです。
エンジンマウントの接着面は、接着剤を吸い込みやすく、あらかじめ接着剤を吸い込ませてから、追加して接着剤を塗り、固定するようにします。
接着剤を吸い込ませる作業は5分~10分程度で充分でしょう。
この作業を行わないと、あとでポロリとマウントが外れることがあります(笑)
エポキシは30分硬化型を用いました。
 
5)第1胴枠、第2胴枠、脚マウントを組み立てる。
このとき、燃料タンクを組み入れることを忘れてはいけません。
パイプが邪魔になるので、「後から入れよう」なんてことはできません(笑)
タンクはこの段階では接着しません。
 
6)燃料タンクを位置決めして仮止めする。
燃料タンクの位置決めをして、タンクの下に位置決め用のバルサ(3mm)を接着。
また、第2胴枠のタンク穴に詰め物をして瞬間接着剤で仮止めします。
 
7)その後の作業
脚の取り付けをしてから、側板との接着、燃料タンクの接着固定、と後日紹介しますね。
 
 

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