キャノピーの型を作成しました。
自分の好みなのですが、なぜか、作れもしないのに大きなキャノピーが好きです(笑)
自分の好みなのですが、なぜか、作れもしないのに大きなキャノピーが好きです(笑)
過去に、いくつかキャノピーの型を作成しましたが、なかなか満足するものができませんでした。
機体のキャノピーラインにあわせて型の形状や大きさの精度を出すのは何とかなりましたが、肝心のキャノピーを搾り出す際に、いつもトラブル発生、困ったものです。
機体のキャノピーラインにあわせて型の形状や大きさの精度を出すのは何とかなりましたが、肝心のキャノピーを搾り出す際に、いつもトラブル発生、困ったものです。
さて、そのトラブルはいろいろありますが、そのうちの一つが
・熱に耐え切れずにキャノピーの型の塗料がボコボコになる
でした。
・熱に耐え切れずにキャノピーの型の塗料がボコボコになる
でした。
品質のよい、しっとりとした質感のキャノピーを搾り出すためには、材料は1mm厚のペット板を使用したいものです。
(ちなみに、つくばホビーにて、「タキロン、ペテック板厚1t」で販売されています)
(ちなみに、つくばホビーにて、「タキロン、ペテック板厚1t」で販売されています)
なんとか、0.5mm厚の塩ビ板で、それほど加熱せずにキャノピーを搾り出すのであれば、通常の塗料等で表面仕上げしたキャノピーの型でもなんとかなりますが、やはり、深く搾り出すことは無理がありました。
そこでいろいろ考えていたのですが、見つけました。
いわゆる、「耐熱エポキシ」と言われるものです。
(MNTさんで販売されている、J-B WELD 価格 1,150 円 300℃の耐熱性を持つエポキシ接着剤 )
いわゆる、「耐熱エポキシ」と言われるものです。
(MNTさんで販売されている、J-B WELD 価格 1,150 円 300℃の耐熱性を持つエポキシ接着剤 )
さて、このエポキシ、なかなか大変でした。
キャノピーの型の表面は、いわゆる塗装の鏡面仕上げ程度の滑らかな表面に仕上げないといけません。
通常の塗料であれば、下地仕上げから塗装、磨きまでは通常の塗装工程なので慣れていれば苦もなく仕上げることができますが・・・
粘度の高いエポキシでは、「そうは問屋が卸さない」ことになるわけです。
できるだけ平滑に塗り上げてあげないと、満足に磨き上げることができません。
また、このエポキシ、とてもコチコチになるので硬いこと硬いこと。
通常の塗料であれば、下地仕上げから塗装、磨きまでは通常の塗装工程なので慣れていれば苦もなく仕上げることができますが・・・
粘度の高いエポキシでは、「そうは問屋が卸さない」ことになるわけです。
できるだけ平滑に塗り上げてあげないと、満足に磨き上げることができません。
また、このエポキシ、とてもコチコチになるので硬いこと硬いこと。
ということで、試行錯誤のうえ、結局4回も塗り重ねては磨きを繰り返し出来上がりました。
その時お世話になったのが、写真の下にある「ヘラ」です。
エポキシの硬さにあわせて先端をカットし、幅も窄めて使いやすくしました。
エポキシの硬さにあわせて先端をカットし、幅も窄めて使いやすくしました。
エポキシが固まるまで24時間必要です。よって、延べ4日ほどかけて、コツコツと作成しました(笑)
一応、耐熱性の確認は、ヒートガンで炙って確認しましたが、問題ないようです。
これで、なんとか、良質で絞りの深い、耐久性の高い(日光にも強い)、しっとりとしたキャノピーを作成することができるでしょう(本当か?(笑))