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ちょっと一服 その3 案ずるよりも生むが易し(笑)

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SH4Bのリンケージ設計は、思った以上に大変でした。
とりあえず、何とか実現できて充分に実現可能な設計や実装手順が見えたのでホッしていますので、ここらで「ちょっと一服」(させてくださいね(笑))
 
今回のリンケージ設計は、「モノづくり」の難しさ、楽しさを凝縮したプロセスをたどりました。
「モノづくり」で大切な考え方は、「案ずるよりも生むが易し」だと思っています。
とにかくあれこれ考えるよりも、とりあえずやってみよう、という精神ですね。
 
今回は、CADの機能を結構習得できました。
最初は、「どうやって作図するんだ」から始まって、「何とかなるだろう」と思いながら進めました。
すると、「こうする必要があるのだがどうしたらよいのだ」という疑問が募ります。
回答を得るため、「どうしたらよいのだ」と思案し、「ああ、こうすればいいのか」と少しずつ解決してきます。
そうすると、「この方が簡単だな」とか「こうしたら時間がかからない」とか「この方が便利だ」といろいろ気がついてくるわけです。
そのうち、「法則」が見えてきて、「こうすればこうなる」という因果関係が見えてくるわけですね。
 
ことわざで、「風が吹けば桶屋が儲かる」なんてのがありますが(笑)、模型飛行機でまさしく体感する(笑)わけです。
「どうして風が吹くと桶屋が儲かるんだ」がわかってくるわけですね(笑)
 
今回はCADでリンケージの設計を行いましたが、最大のメリットは、
「失敗しても、なにも失うことがない」(強いて失うものは、「自分の時間」ですが(笑))ですね。

実際の工作で設計していたら、こうはいきません。
材料代がかかり、失敗作の機体が、そこらへんにごろごろ転がることになるわけです。
それらを見る度に、気持ちが滅入ることになるわけで・・・(笑)
 
さてさて、モノづくりは、「案ずるよりも生むが易し」の精神でいろいろモノを加工したりするのですが、
それにお付き合いしてもらうモノ(材料や時間、つまり資源)は無限にあるわけではありません。
やはり、貴重な資源なので、できるだけ節約したいものです。
そこで大切になるのが、「再現性を高くする試み」ですね。
そこにある知恵が、「科学の精神」ですし、「デジタル技術」だと思っています。
デジタル技術は、「再現性を高くする」身近な技術になってきました。

私は、コンピューター技術者ですので、わけのわからない 0と1で表現できる原理で、いかに人間に役に立つものを作り上げるか、を仕事として繰り返しています。
一方、Uコンは「アナログ技術」です。
デジタル技術をUコンに用いることで「再現性を高く」できる見込みがあるので、いろいろ試みているわけです。
 
ちなみに、「アナログ技術」と「デジタル技術」には、どうしても「乖離」、「埋められない溝」が存在します。
それは、「デジタルでは、アナログの全てを表現することができない」という壁です。
デジタルで表現できるのは、せいぜい64Bit(最近は128Bit)の0と1で表現できる範囲に限られます。
0と1の間の隙間は表現できません。
この隙間がどの程度あるのかを示す言葉に「精度」という言葉を用いています。
精度の荒さは、再現性に曖昧を含む要素が存在している、ということになります。
よって、デジタル技術を過信してはいけませんね(笑)
 
さてさて、ずいぶん「案」じてしまいました(笑)
スーパーハリケーン4B、早く完成させて飛ばしてみたいものです。
なにごとも、「案ずるよりも生むが易し」が大切ですからね(笑)

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