BMT20のリブを加工した。
全備重量700gという目標ができ、全体で70g軽量化するということが明確になったので、
現在は、軽量化の対策を考え、パーツ毎に軽量化の工夫を検討している最中になる。
リブは、微妙な曲線で構成されるパーツで、その工作はとても大変になるので、キットをベースに工作する場合、キット付属のリブを用いることが多い。(そのためのキットなので)
リブの加工は、ジグで正確に工作するため、と、前縁材、スパー、後縁材の軽量化に影響する部分、リブ自体の軽量化のための加工を施すことにした。
今回用いるジグはパイプジグ(8mmΦ)とした。
このパイプは、MNT.Internationalで販売されている、プッシュロッド用のもので、大型機のリンケージパーツとして発売されているものになる。
真っ直ぐで曲がりにくく、安い、大型機を工作するときに流用できる、ということで、常に在庫を欠かさないパーツになっている。
このパイプは、MNT.Internationalで販売されている、プッシュロッド用のもので、大型機のリンケージパーツとして発売されているものになる。
真っ直ぐで曲がりにくく、安い、大型機を工作するときに流用できる、ということで、常に在庫を欠かさないパーツになっている。
今回の軽量化は、いつもどおりに肉抜きに重点を置く方法ではなく、バルサ材全体を軽量なものに交換することとした。
キット付属の材料は、バルサのランクでいうと Sランク~ハードとなっている。
練習機として多少重くても丈夫に、といったところであろう。
キット付属の材料は、バルサのランクでいうと Sランク~ハードとなっている。
練習機として多少重くても丈夫に、といったところであろう。
このバルサを、強度を考え直して、手持ちのSSSランクのソフトバルサに置き換えることにした。
ほとんどバルサの無垢の構造なので、バルサ材を軽量なものに置き換えるのが一番手間がかからず工作することができる。
ほとんどバルサの無垢の構造なので、バルサ材を軽量なものに置き換えるのが一番手間がかからず工作することができる。
リブの軽量化は、厚さを少し薄くする、で対応することにした。
残念ながら付属する後縁材は、わずかに曲がっていた。
このまま工作するのであれば、曲がりを修正してから工作したほうが良いのだが、今回は組みなおすことにした。
ついでに、BMT-20 性能向上のお知らせ のパンフレットの内容で、「「ヒンジテープ」でシールしてください。」と記述されているが、私独自の構造でフラップのヒンジテープを用いない方法があるので、その構造とすることにした。
このまま工作するのであれば、曲がりを修正してから工作したほうが良いのだが、今回は組みなおすことにした。
ついでに、BMT-20 性能向上のお知らせ のパンフレットの内容で、「「ヒンジテープ」でシールしてください。」と記述されているが、私独自の構造でフラップのヒンジテープを用いない方法があるので、その構造とすることにした。
前縁材、スパーは5×5ヒノキとなっているが、これは重いのでバルサに交換し、適宜補強することとした。
(バルサ材のみのスパーでは強度が足りないので注意)
(バルサ材のみのスパーでは強度が足りないので注意)
リブのパイプジグ用の穴だが、後方はボール盤で空けた。
前方の穴は、中央部分のリブの肉抜きを接着して仮止めし、8mmΦの穴を空けている。
その他のリブは、リードワイヤーの通り道用の穴の高さが丁度8mmなので、キットどおりの加工となっている。
前方の穴は、中央部分のリブの肉抜きを接着して仮止めし、8mmΦの穴を空けている。
その他のリブは、リードワイヤーの通り道用の穴の高さが丁度8mmなので、キットどおりの加工となっている。
前縁材は、あらかじめ丸めたバルサで前縁の形状とするよう考え、1.5mm削り込んでいる。
機体全体を軽量化すると、重心位置はどうしても前側になりやすくなる。
必要に応じてエンジンを1cm程度下げることになると思うが、それ以上は性能に影響が出てくると考えられるので、スピンナー、タンクの軽量化等でつじつまを合わせようと考えている。
必要に応じてエンジンを1cm程度下げることになると思うが、それ以上は性能に影響が出てくると考えられるので、スピンナー、タンクの軽量化等でつじつまを合わせようと考えている。
この辺は、モーメント計算シートがあるので、今後の検討となる。