(写真は、軽量化工作で実現したインパクトの水平尾翼)
「設計者の意図を汲み取ってそれを実現する」
ことで、工作で大きく影響するのは、やはり「水平尾翼」でしょうね。
水平尾翼は、充分な強度で、正確に形状を実現する必要があります。
「設計者の意図を汲み取ってそれを実現する」
ことで、工作で大きく影響するのは、やはり「水平尾翼」でしょうね。
水平尾翼は、充分な強度で、正確に形状を実現する必要があります。
特に注意しなければいけないことは、「重量(重量分布)をきちんと守る」ことでしょう。
重量分布を考え、できるだけ軽量化するために、主翼は強度の許す限りどしどしと軽量化していますが、水平尾翼はそうはいきません。
水平尾翼は重心位置から遠い位置に配置されていて、ささいな重量変化が重心位置を大きく移動させるためです。
重心位置の前後移動、ノーズテールの重量分布は、機体の操縦特性、安定性に大きく影響します。
ましてや、ノーズモーメント、テールモーメントの長さ変更、尾翼の大きさ変更はもってのほかです。
最終的には自分の好みに合わせての重心位置の微調整は行いますが、やはり慎重に工作することになるのでしょう。
水平尾翼は重心位置から遠い位置に配置されていて、ささいな重量変化が重心位置を大きく移動させるためです。
重心位置の前後移動、ノーズテールの重量分布は、機体の操縦特性、安定性に大きく影響します。
ましてや、ノーズモーメント、テールモーメントの長さ変更、尾翼の大きさ変更はもってのほかです。
最終的には自分の好みに合わせての重心位置の微調整は行いますが、やはり慎重に工作することになるのでしょう。
KNCOフェニックス3号機で体感したのですが、むやみな胴体、水平尾翼の軽量化は結局重心位置が移動しすぎて錘調整が必要になることがわかりました。
(もっとも、胴体肉抜きは、埋めて錘は必要なくなりましたが)
よって、モーメント表を作成して工作途中の重心位置を計測しながら、あと、どの程度重量に余裕があるのか?
と慎重に工作を進めることにしました。
(もっとも、胴体肉抜きは、埋めて錘は必要なくなりましたが)
よって、モーメント表を作成して工作途中の重心位置を計測しながら、あと、どの程度重量に余裕があるのか?
と慎重に工作を進めることにしました。
現状の私の工作技術で、キットの材料と構造で同じ尾翼を作成するよりも、軽量化して、より丈夫に作成することは充分に可能なのなのですが、(写真のインパクトの水平尾翼で実現しています)
今回は、キット通りで、カーボンロービング補強を入れる程度で工作することとしました。
トラス構造も必要ないでしょう(笑)
自作自設計の機体であれば、自由にノーズ・テールのモーメントを変更できるので、「より軽量な水平尾翼で機体を作成する」という方針を打ち立てることができますが、キットでは、そのようなことはする必要はないでしょうね。
また、実はそこにハリケーンの高性能の秘密が隠されているように思います(気のせいか(笑))
トラス構造も必要ないでしょう(笑)
自作自設計の機体であれば、自由にノーズ・テールのモーメントを変更できるので、「より軽量な水平尾翼で機体を作成する」という方針を打ち立てることができますが、キットでは、そのようなことはする必要はないでしょうね。
また、実はそこにハリケーンの高性能の秘密が隠されているように思います(気のせいか(笑))
既にノーズの部分は必要な強度を確保しつつ、軽量化して工作を進めましたが、これは、その分、水平尾翼が軽くなることを見込んでの工作です。
というのも、今回は水平尾翼は軽量なフイルム張りとすることにしています。
塗装と軽量フイルムでは、完成時の重量に差が出るためです。
初代キットの時代は実用に耐える現在のような軽量フイルムは存在せず、絹張りドープ仕上げで工作するのが常でした。
その重量は工作の熟練度で大きく変わりますが、たいていは軽量フイルムの重量よりも重くなってしまいがちです。
ということで、水平尾翼が軽くなる分、ノーズパーツを軽量化ししてつじつまを合わせることをした、ということでしょうね(笑)
また、ノーズ部分は機体完成後に機能的に意味をなすことができる重量調整は簡単にできます。
(マフラーを交換、スピンナーを交換等)
たいていは、「できるだけテールを軽く作る」方針が一般的ですが、
あえて「できるだけノーズを軽く作る」という方法を採用しています(笑)
「ノーズを軽量化することで、初めてその分テールを軽量化できる」という方針になります。
こんなことを言うのは私が始めてでしょうか(笑)
というのも、今回は水平尾翼は軽量なフイルム張りとすることにしています。
塗装と軽量フイルムでは、完成時の重量に差が出るためです。
初代キットの時代は実用に耐える現在のような軽量フイルムは存在せず、絹張りドープ仕上げで工作するのが常でした。
その重量は工作の熟練度で大きく変わりますが、たいていは軽量フイルムの重量よりも重くなってしまいがちです。
ということで、水平尾翼が軽くなる分、ノーズパーツを軽量化ししてつじつまを合わせることをした、ということでしょうね(笑)
また、ノーズ部分は機体完成後に機能的に意味をなすことができる重量調整は簡単にできます。
(マフラーを交換、スピンナーを交換等)
たいていは、「できるだけテールを軽く作る」方針が一般的ですが、
あえて「できるだけノーズを軽く作る」という方法を採用しています(笑)
「ノーズを軽量化することで、初めてその分テールを軽量化できる」という方針になります。
こんなことを言うのは私が始めてでしょうか(笑)
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初代ハリケーンキットでは水平尾翼は材料取りの関係(コスト削減、600mmバルサからの切り出しを優先した)で小さくしなければならなかった事情は伺っていました、が、今回の新作ハリケーンキットはクラフトラインさんの努力(多少コストアップしてもオリジナルを尊重)でオリジナル設計の大きさの水平尾翼を実現することができています。
より、ハリケーン4Bの本来の性能を実現できる可能性が高くなっていることはうれしい限りですね。
より、ハリケーン4Bの本来の性能を実現できる可能性が高くなっていることはうれしい限りですね。