ハンドルシミュレーターは、ハンドルの舵圧を視覚的に把握できるようにするのが目的となる。
ハンドルシミュレーターでは、ベルクランクからハンドルまでの機構を力学的に解析を行い、
舵の風圧とワイヤーテンションがハンドルを回転させるトルクを求めている。
舵の風圧とワイヤーテンションがハンドルを回転させるトルクを求めている。
いわゆるハンドルの操作間隔である舵圧といわれることを、ハンドルを回転させる「トルク」として分析してみよう、という試みになる。
もちろん、実際のハンドルの操作間隔はもっと複雑な力となっているだろうが、
もちろん、実際のハンドルの操作間隔はもっと複雑な力となっているだろうが、
調整として考える場合、舵圧(トルク)の補正のためにいろいろ行っていることは確かだろう。
図は、今回のハンドル舵圧シミュレーターの幾何学構成ならびに用語関係を表現している。
この構成図は、あくまでも風圧からハンドル舵圧を計算するために必要な要素を優先して定義しているため、実際の運用面でのハンドル調整計測寸法とは異なっている部分もあり、使い勝手については、不十分であるかもしれない。
その辺はご容赦願いたい。
その辺はご容赦願いたい。