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ハンドルを何とかしよう ハンドルについて考察

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現在、将来的な90エンジンクラスでも使用に耐えるハンドルを設計している。
どうせ設計するなら、いろいろ考察して、自分にとってベストなハンドルとなるように作ってみたい。
多分、結果が出るのは数年かかると思うが、これも楽しみなのではないだろうか。
 
ハンドルは、最終的には、機体毎にいろいろ調整して最終的な調整が決まる。
ハンドルは、1機に1つ、対のもの、と言われる由縁だ。
 
ハンドル調整要素については、既に明らかになっており、優秀なハンドルはいくつか販売されている。
それにより、完璧な調整は可能となっており、調整に必要な要素は明らかなことは確かだろう。
今回は、その調整工程をできるだけ少ない飛行回数で調整が完了するようにしたいと考えている。
また、充分な耐久性、堅牢性、はもちろん最重要だが、最終的には適度な重量となるようにしてゆきたい。
 
調整が容易で、飛ばし心地がよく、信頼性が高い、このようなものにしたいのだが・・・・
やはり、実際に使ってみて改善しながらの運用テスト、これには数年かかることになるだろう。
 
 
写真は、とりあえず、コンセプトを形にしてみた初期デザインのハンドルとなる。
複雑だが、強度が充分で耐久性があり、かつ、重量を適切にしてゆきたい、しかも調整しやすく、と考えると、このようなデザインとなった。
当然、いろいろ不具合もあるので、まだまだ考察、実験してゆかないといけないことは確かだろう。
 
 
デザインは、典型的なハンドルバーがある形式のハンドルを採用した。
 
調整手順は、
1)ハンドルバーを垂直になるように調整
2)フライトとさせ、ハンドルの打圧と飛行経路から、大まかなハンドルバー調整の実施
3)飛行させながらのワイヤー長微調整を実施して、ニュートラルを決定
4)演技科目を消化しながらの最終的微調整
5)完了
ということを目論んでいる。
 
これであれば、
1)はフライト前に自宅で調整可能
2)は、機体設計が一定であれば、大きく変更なく、自宅で調整可能
となり、フライトでの調整は3)と4)のみで完了することになる。
従来のハンドルでは、調整飛行回数が増えてしまうのは、2)と3)になる。
特に、3)については、0.5mm単位での調整になるが、なかなか1回では終わらない。
今回のデザインでは、飛行中に摘みでハンドルバーを傾けることで微調整は可能となり、
一回の飛行でのニュートラルあわせも可能になるのでは?と目論んでいる。
 
ただ、ハンドルバー形式のハンドルの場合、初期設定で飛行させると、大抵、DOWNが利きにくくなる、という欠点が発生する。
現在は、そのカラクリと対策について思案しているところになる。
ハンドル図面に書かれている円は、手首の中心から、いろいろ補助線を引いて解析している(悩んでいる)状態を示している。
 
 

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