スタントマシンもエンジンのランニングインを終了し、燃圧変化に伴うエンジン回転コントロールが可能となってきた。
よって、燃料タンク位置の調整で、適切な回転変化が得られるように調整中、という段階になってきた。
よって、燃料タンク位置の調整で、適切な回転変化が得られるように調整中、という段階になってきた。
結局、燃料が足りない等の問題もあるので、燃料タンクは設計しなおして作り替えになるが、そこに至った各種現象を明らかにし、設計の基本要件を整理しようと思う。
設計の基本要件とは、要求、ということになる。
もちろん、要求であるから無理難題もありえるし、その時点では実現不可能の場合もあるが、
要求を満たすべく、いろいろ努力が必要だろう。
もちろん、要求であるから無理難題もありえるし、その時点では実現不可能の場合もあるが、
要求を満たすべく、いろいろ努力が必要だろう。
あと、要求、は、なかなか見えてこない。
見えるようにするには、実際に使ってみて苦労して、不満に思う経験を積まないといけない。
今回、我慢しながら何度も飛行させたのは、要求を明確にするための時間だった、ということになる。
また、この時点でいろいろいじくりまわさないことも大切だ。
要求の分析が混乱してしまうためだ。
見えるようにするには、実際に使ってみて苦労して、不満に思う経験を積まないといけない。
今回、我慢しながら何度も飛行させたのは、要求を明確にするための時間だった、ということになる。
また、この時点でいろいろいじくりまわさないことも大切だ。
要求の分析が混乱してしまうためだ。
ここで、エンジン回転に関する要件も整理できてきた。
あくまでも、快適に飛行させる目的につながる必要要件になる。
あくまでも、快適に飛行させる目的につながる必要要件になる。
要件1)飛行に必要な充分な推力がほしい。
要件2)飛行しやすいエンジン出力変化がほしい。
要件3)飛行しやすいエンジン出力に調整しやすくしたい。
要件4)安定した性能を確保して、再現性を高くしたい。
要件2)飛行しやすいエンジン出力変化がほしい。
要件3)飛行しやすいエンジン出力に調整しやすくしたい。
要件4)安定した性能を確保して、再現性を高くしたい。
まあ、苦労した割には、当たり前の要件となった(笑)
今回、充分に満たされていないのは、要件2)要件3)そして要件4)になる。
Uコンはスロットルを積んでいないので、本来、出力変化はコントロールできない、ハズだが、実は行っている。
燃圧コントロールによる燃料混合比の変化で運転温度を変化させ、出力をコントロールする方法だ。
これは、グロープラグのエンジンだから可能になる。
(電動では、これを肩代わりするためにいろいろ工夫していると伺っている。)
エンジンは、ニードルを開けると混合気が濃くなり、運転温度が下がり、出力(回転)が下がる。
逆に、ニードルを絞ると混合気が薄くなり、運転温度が上がり、出力(回転)があがる。
程度の差はあるにしても、この範囲でニードルを開け閉めすれば、コントロールが可能になる。
ニードルの開け閉めは、実際の飛行では操作できないが、その代わり、燃圧を変化させることで肩代わりできる。
燃圧を上げる->ニードルを開けることと同様
燃圧を下げる->ニードルを絞ることと同様
という考え方だ。
燃圧コントロールは、燃料タンクの搭載位置で調整が可能となる。
CADの図は、最初に飛行させたスタントマシンのエンジンと燃料タンクの搭載配置図となる。
代表的なスタント機の燃料タンク配置となる。
代表的なスタント機の燃料タンク配置となる。
この図から、様々な条件についての燃圧変化について整理して考えて見ることにした。