飛行を終えたスタントマシン、排気のオイルは綺麗なあめ色になっている。
完全にエンジンのアタリが取れた状態となった。
先日のフライトで、以下の変更を行った
1)プラグ ENYA No3->OS No8。
2)燃料タンク高さ位置 0.5mm低くした。
3)燃料タンク左右位置 8mm内側にした。
2)燃料タンク高さ位置 0.5mm低くした。
3)燃料タンク左右位置 8mm内側にした。
今回のフライトで、これらの調整成果を確認したが、目論見どおりの結果となった。
重心位置合わせは、スピンナー錘をあきらめ、素直にエンジンマウント裏側に10gの錘(KMCOの板錘)をネジで取り付け、ついでにマウント捻れ補強材として活用するようにした。
これで、エンジンの共振も多少は防ぐことができるだろう。
飛行させて、重心位置は問題ないことを確認できた。
残る問題は、燃料タンク容量が足りない、という問題となった。
今回のフライトでは、F2Bパターンを消化しながらエンジン調整を行ったが、
縦8の字演技が終わったころからエンジンの調子が変わり始め、演技を消化することが困難になってくる。
縦8の字演技が終わったころからエンジンの調子が変わり始め、演技を消化することが困難になってくる。
また、水平飛行4サイクル、演技時2サイクルに綺麗にスイッチングするニードル設定(多少空け気味)にすると、横四角8の字あたりからエンジンの調子が変わり始める。
明らかに燃料タンク容量が足りないことは明らかだ。
明らかに燃料タンク容量が足りないことは明らかだ。
また、燃料が少なくなってた状態での燃料供給にも問題があることを実感した。
ユニフロータンクでマフラープレッシャーをとった場合、燃料が少なくなってくると、エンジンの回転が多少上がる、燃圧が下がるためだ。
これは、プレッシャーパイプの先端が燃料から外れた状態で発生する。
ここから、残り何周飛行するのかを確認すると、6周飛行した。
妥当なところだろう。
普通15クラスエンジンであれば60CCもあれば充分なはずだが、BLODAK15が大飯ぐらいなのか、たまたま私のエンジンが大飯ぐらいなのかはわからないが、ともあれ、燃料タンクは大きくしたほうが良い、また、タンク形状を多少変更したほうが良い、という判断にたどり着けた。
こうなると、燃料タンクは作り変えるしかないだろう。
ということで、燃料タンクは、自己設計のもので自作したいと考えている。
しかし、BLODAK15、恐るべき、スタント機向けの性能を持ったエンジンであることを実感した。
水平飛行で4サイクル、演技を開始すると綺麗に2サイクル運転に切り替わり、まさしくスタント機向けのエンジン出力切り替えを行ってしまう。
トルクが必要なPOWERS AP8×5.5のプロペラととてもマッチしていて、プロペラのおいしい回転数できれいに回してしまう。
また、他の15クラスエンジンと比べて、多少軽量であることも魅力的だ。
水平飛行で4サイクル、演技を開始すると綺麗に2サイクル運転に切り替わり、まさしくスタント機向けのエンジン出力切り替えを行ってしまう。
トルクが必要なPOWERS AP8×5.5のプロペラととてもマッチしていて、プロペラのおいしい回転数できれいに回してしまう。
また、他の15クラスエンジンと比べて、多少軽量であることも魅力的だ。
もともと、軽量であり、ストロークが多少長く、信頼の置けるBLODAK製なので、ある程度、期待はしていたが、期待以上の性能のようだ。
ただ、綺麗にスイッチングさせて飛行させるには、スタントマシンでは多少重い実感もある。
もちろん、多少ニードルを絞り込めば、楽々スタントマシンを引っ張り上げてしまう。
高速スタントも充分に性能を発揮する。
こうなったら、もう一台購入して、15クラスのスタント機を作成するしかないでしょうね。
機体重量は550g程度(スタントマシンは650g)であれば、程よいマッチングとなるような実感を得ることができた。
あと、飛行後のメンテナンスとして、国産ストックオイルにかわって、MNT.Internationalで販売されている Hobico After Run Oilを用いたが、オイルの粘度が低いせいか、通常のエンジン始動と同程度のチョークで充分に始動してしまった。
国産ストックオイルはオイルが固いので、あらかじめエンジンを燃料で洗ってから始動させる等の配慮が必要なのだが、余計な手間がかからないのはありがたいところだろう。
また、エンジンの取り付けビス、マフラー取り付けビスについては、10数回フライトさせても、増し締めが必要なく、問題ないようだ。
工作をしっかりとおこなうことで、これらの信頼性を高くできることを実感した。