Uコンを通じて、理論と実際のギャップを感じて苦しんだ経験が若いときにある。
簡単に説明すると、理論ではこうなっているのに実際には飛ばない、失敗する、という体験になる。
これが積み重なってくると、若いせいもあって、つまらぬ考えを持ってくるようになるものだ。
これが積み重なってくると、若いせいもあって、つまらぬ考えを持ってくるようになるものだ。
結局、若いときの自分が未熟なだけであって、このままではお話にならないだけなのだが。
この場合、実は理論ではなく、単なる情報(ガセも含む)や間違った評判に振り回されているだけか、自分が正しく理論を用いることができない未熟である(ほとんどが未熟が原因)ことが原因となっている。
ここで、一旦失敗を重ねると、連鎖してその後の行動がどんどん失敗の積み重ねが始まる。
こうなったら、一番、大切なことは、失敗の連鎖を断ち切る努力が必要になる。
失敗の連鎖を断ち切る方法はいろいろあるが、やはり、自分の頭を冷やし、冷静に目の前の現象を観察し、過去の失敗を振り返って反省することが一番になる。
また、よき出会い、これが一番スムーズに解決する可能性が高い。
未熟な自分を戒めるのは、自分だけで行うのは非常に難しいし、それなりに訓練や経験を積み重ねないとできないことは確かだろう。
その手助けをしてくれるのが、よき友人や先輩、時には後輩、ということになる。
その手助けをしてくれるのが、よき友人や先輩、時には後輩、ということになる。
身近な生活習慣では(本当に身近かどうかはわからないが)座禅を行う、がこれにあたる。
Uコンでいえば、とりあえず、成功体験を積み重ねること、これで、頭がすっきりするものだ。
方法は簡単、自分の良く飛ぶ飛行機を飛ばして楽しめばよいだけだ。
そのためにも、一機は良く飛ぶ飛行機を手元に置いておくことも大切に思う。
私の場合は、N先輩から、調整の終わった良く飛ぶ機体を預けられ、落とさずに慎重に飛ばす練習により、失敗の連鎖を断ち切ることができた。
この失敗の連鎖を断ち切るときに肝心なことは、
過去の失敗体験で用いた方法は、「これはダメな方法だ」と決め付けて言葉にしないことだ。
過去の失敗体験で用いた方法は、「これはダメな方法だ」と決め付けて言葉にしないことだ。
なぜなら、確かに自分自身では失敗していて、その方法は、その時点ではうまくいかなかったことであることは事実だが、結局、自分自身が未熟であったことを差し引いていない。
つまり、客観的に分析ができていないと考えることができる。
つまり、客観的に分析ができていないと考えることができる。
そんなときは、こう考えたほうが良い
「自分では使いこなす技量がそろっていなかった」
のだと。
「自分では使いこなす技量がそろっていなかった」
のだと。
模型飛行機の場合、幸いなことに、失敗したとしても、次回、同じことを実施することが可能なのが幸いしている。
これが実機の場合、命を失ったら、もう二度とチャレンジできる機会がなくなってしまうからだ。