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RCヘリの思い出  その4 ガバナーの良し悪し

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RCヘリで主に楽しんでいたフライトパターンは、3D向けのアミーゴであるにもかかわらず、FAI F3Cを飛行させたかった。
伸びやかな宙返り、ダイナミックに上空を走るヘリは、なんともいえない爽快感を見るものに与える。
 
 
当時のRCヘリのイノベーションの進化は日進月歩の勢いだったように思う。
ヘディングロックジャイロが実用化され、ガバナーや、CCPM、ヘリ用高級プロポの機能アップ等、数え切れないほどの新製品が毎年開発され販売されていた時代だ。(現在でもそうだと思うが)
 
そんな中、ガバナーを使用する機会に恵まれた。
 
ガバナーは、エンジンの回転数を一定にするコントロール装置になる。
ガバナーモードをONにすると、ローターは常に一定回転で回転するようになる。
回転数は、調整で指定することができた。
ローターの上昇力は、ピッチでコントロールすることになる。
 
はてさて、当時は、エンジンの回転数は常に一定で、ピッチのみが変更したほうが、飛びが素直でよいだろう、と自論を持っていた。
そういったこともあり、ガバナーが発売されたときは、「我が意を得たり」という意識になり、早速ガバナーを購入し、自分なりにセットアップして飛行させてみた。
 
で、その感想なのだが・・・・・
 
自分の思い描くフライトではなくなってしまった。
演技の伸びやかさがなくなってしまったのだ。
正直、ショックだった。
 
たとえば、宙返り。
ガバナーをつけないで宙返りを行うと、大きく伸びやかな宙返りが実施できる。
ところが、ガバナーをつけるとコジンマリとした宙返りしかできなくなる。
この差は一体なにであろう?
 
実は、Uコンでも、同様な思いの経験がある。
パイプ付の機体でのフライトで、同様の思いをした。
ご存知のとおり、パイプは強制的にエンジンの回転数を一定にできる仕組みがある。
いってみれば、ガバナーと同様の機能があるということになる。
晴天微風であればパイプエンジンのスタント機は、「カチッとした飛び」を見せてくれる。
ただ、風が吹き始めると、なにかこう、物足りなさ、ダイナミックさ、に欠ける印象が出てくる。
同様な印象をRCヘリのガバナーでも感じてしまった。
これは一体何なのであろうか?
今でも疑問に思っている。
 
今後、Uコンでも同様な経験をする機会が、また、出てくるかもしれない。
また、それを克服できるかもしれない。
カラクリを解き明かすことができるかもしれない。
とても楽しみにしている。
 
 
追伸:
ガバナーの悪い点ばかり記述してしまったので、よいところも少し。
RCヘリでガバナーを積極的に使用しているジャンルがある。
3D演技では、ガバナーは必須装備なのだ。
宙返りにしても、F3Cでは、その大きさや伸びやかさがアピールポイントになる。
一方3Dでは、それほど大きな宙返りは求められていない。
同じ演技でも。アピールポイントが異なるのだ。
もともと、3D演技は、伸びやかな演技を求められない演技科目が多い。
また、スイッチひとつで、どうにでも切り替えができる。
ガバナーを使用したほうが有利になる演技科目も多いことは確かだ。

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