表面には、オラライトの青を張りました。
裏面には、オラライトのクリアレッドを張りました。
水平尾翼にフイルム(オラライト)を張り、ARF状態で完成しました。
この後、胴体と接着(接着部のフイルムは剥がす)します。
カラーリングはウレタン(白)で行い、トップコートで艶出しするように考えています。
この後、胴体と接着(接着部のフイルムは剥がす)します。
カラーリングはウレタン(白)で行い、トップコートで艶出しするように考えています。
水平尾翼の重量は、以下のとおりとなりました。
左側は、絹張りドープ仕上げ時の予想重量です。(少し重すぎの嫌いがありますが・・・)
やはり、軽量フイルムの威力は強力で、軽量化に貢献しています。
やはり、軽量フイルムの威力は強力で、軽量化に貢献しています。
ここで気をつけないといけないのは、軽量フイルム張りでは、絹張りドープ仕上げほど強度が出ない、ということです。
その分、骨組みのほうで強度を増す工夫が重要です。
特に低下する強度は「捻れ」になるので、骨組みで捻れ補強が肝心になります。
今回は、トラスを入れることで、強度低下を補う工夫を行っています。
注意:もともとSH4B初代キットの開発された時代には、現在のような良質軽量フイルムは存在していません。
オリジナル機も絹張りドープ仕上げであることを伺っております。
当然、それを前提に設計されていいますね。
強度と重量と構造のバランスは、その当時の設計ですから、軽量フイルムでの工作となると、多少、捩れやすいかな?という見立てができます。
もっとも、「そんなこと気にしなくてもよい」という見立てもできますが(笑)
また、水平尾翼の軽量化は、運動応答性能が向上するとともに、重心位置の前方移動を防止するために、エンジン周り等の軽量化を促進できます。
スピンナー、マフラー等で軽量パーツを採用する余地が生まれることになります。
ノーズとテールの長さ(重心位置を中心として)は、Uコンスタント機の場合、およそ
ノーズ:テール = 1:2 程度
となります。
よって、尾翼が10g軽量化できるとノーズ部分で20g軽量化してバランスがとれます。
全体としては30gの軽量化になりますので、これは大きいことになりますね。