小型機フェニックスですが、重量軽減のために調整機構は最低限となるように工夫している。
そういった意味では、リンケージも、もっと簡素化したほうがよかったも知れない。
まあ、小型機なので、「まあ、こんなものでいいかな?」という部分も多い(笑)
----------------------------------------------------------------------------
ハリケーン18ですが、調整機構は思ったよりも少ない。
ラインガイドと可変翼端ウエイト程度しか調整できない。
それでも良く飛ぶ
シンプル・イズ・ベスト という言葉を思い出す。
---------------------------------------------------------------------------------------
調整式がよいか?固定式がよいか?
Uコンで調整可能の構造とするところはいくつかあります。
代表的なところは、以下のとおりでしょう。
1)ラインガイド位置 前後に移動 ヨーイング軸の傾き調整
2)ラダーオフセット 角度調整 ヨーイング軸の傾き調整
3)可変翼端ウエイト 重量調整 ローリング軸傾き調整ならびに旋回特性調整
2)ラダーオフセット 角度調整 ヨーイング軸の傾き調整
3)可変翼端ウエイト 重量調整 ローリング軸傾き調整ならびに旋回特性調整
4)フラップ面積 左右面積比率調整 旋回特性調整
5)リンケージ アライメント調整 舵角、舵角比率、ニュートラル、etc
6)燃料タンク 燃圧等調整 エンジン回転特性の調整
7)エンジンマウント アライメント調整 サイドスラスト調整やUP-Downスラスト調整
8)エンジン各種調整 あたりまえなので、とりあえず、省略(笑)
9)その他いろいろ(笑)
5)リンケージ アライメント調整 舵角、舵角比率、ニュートラル、etc
6)燃料タンク 燃圧等調整 エンジン回転特性の調整
7)エンジンマウント アライメント調整 サイドスラスト調整やUP-Downスラスト調整
8)エンジン各種調整 あたりまえなので、とりあえず、省略(笑)
9)その他いろいろ(笑)
ここでは、調整式、固定式のメリットデメリットについて考えてみたいと思います。
1)不具合発生時の対応 メリットデメリット
調整式は、何事につけ、具合が悪ければ調整が可能となるので、非常に便利です。
固定式は、具合が悪ければ切開手術や作り直しとなり、工作が大変になります。
調整式は、何事につけ、具合が悪ければ調整が可能となるので、非常に便利です。
固定式は、具合が悪ければ切開手術や作り直しとなり、工作が大変になります。
2)構造上のメリットデメリット
調整式は、その構造上、重量が増しやすく、強度の確保や信頼性の確保が大変になる。
固定式は、重量を軽減しやすく強度、信頼性の確保が行いやすい。
調整式は、その構造上、重量が増しやすく、強度の確保や信頼性の確保が大変になる。
固定式は、重量を軽減しやすく強度、信頼性の確保が行いやすい。
3)運用面でのメリットデメリット (程度にもよります)
調整式は狂いやすい面があり、信頼性が低い。
固定式は、確実堅牢であるので、信頼性が高い。
調整式は狂いやすい面があり、信頼性が低い。
固定式は、確実堅牢であるので、信頼性が高い。
ということになるでしょうか。
同じ機体を何機も作成し、BESTな調整を求めることができている場合、
1)~6)すべての仕組みを固定式にすることは可能となることは確かでしょう。
1)~6)すべての仕組みを固定式にすることは可能となることは確かでしょう。
つまり、充分に飛ばしこんで、最適な調整ポイントを見つけることができ、まったく同様な工作が可能であれば、複雑な調整式の構造は必要ないことになります。
しかし、風の具合の影響、天候の状況、大気圧の影響等を考えると、やはり、調整可能なほうがメリットがよいこともありますね。
また、「どこまで気にするのか?」という感性レベルの違いもあるでしょう。
そんなこといちいち気にしない、いや、とても気にする、の違いです。
この辺は好みになるのでしょうね。
そんなこといちいち気にしない、いや、とても気にする、の違いです。
この辺は好みになるのでしょうね。
一般的には、出力や重量に余裕のある大型機は全ての調整機能を兼ね備える機体が多いようです。
また、初めて作成する機体の場合は、全て調整式のほうが、重量、強度、信頼性が不利でも調整式がよいと思います。
なぜなら、ベストな調整を行うことができるからですね。
なぜなら、ベストな調整を行うことができるからですね。
同一の機体を再度作成する場合は、前回の機体の調整を参考に、調整機構を省略することは可能となりますね。
この場合、重量、強度、信頼性が有利になってきます。
この場合、重量、強度、信頼性が有利になってきます。
さて、私の場合、どうなのでしょうか?
1)ラインガイド位置 できれば装着したい
2)ラダーオフセット できるだけ固定化したい
3)可変翼端ウエイト できれば装着したい
4)フラップ面積 できるだけ固定式にしたい
5)リンケージ できるだけ固定式にしたい
6)燃料タンク できるだけ固定式にしたい
7)エンジンマウント できるだけ固定式にしたい
2)ラダーオフセット できるだけ固定化したい
3)可変翼端ウエイト できれば装着したい
4)フラップ面積 できるだけ固定式にしたい
5)リンケージ できるだけ固定式にしたい
6)燃料タンク できるだけ固定式にしたい
7)エンジンマウント できるだけ固定式にしたい
で、それぞれ、「なぜ?」ですが・・・・・・
ウンチクが長くなるので、今度にしましょう(笑)
追伸:今度とオバケは見たことが無い(笑)