DQ MASTERは、とても工作を進めやすい構造になっていると、つくづく思う。
このことは、今までの水平尾翼や胴体の工作で実感してきた。
もちろん、60クラスという大型エンジンを搭載する関係上、ノーズ周りの補強や工作は、私が大型スタント機を作成してきた経験から求めた確実に性能を発揮するであろう強度の実現を求め、多少複雑な工作は実施したが、これは、致し方ないことであろう。
このまま、簡単な工作を続ける前提で、いかに、私好みの飛行特性とデザインにしてゆくのか？
というテーマで現在、あれやこれや楽しく悩んでいる。
通常、スタント機を作成する順番は、まず、一番大変な工作である主翼を作るのが常であろう。
なぜなら、最初に大変な工作を済ませてしまえば、あとはどんどん楽になるので、やる気が出やすいためと思うのだが。
今回は、あえて簡単な工作から進めることにした。
なぜなら、最初に大変な工作を済ませてしまえば、あとはどんどん楽になるので、やる気が出やすいためと思うのだが。
今回は、あえて簡単な工作から進めることにした。
さて、D級検定の合格を目指すのなら、やはり、ある程度の「個性」「自分らしさ」は大切に思う。
（ちなみに、「飛びぬけた個性」は、基本となる「飛ぶ」ことが劣化することになる
（ちなみに、「飛びぬけた個性」は、基本となる「飛ぶ」ことが劣化することになる
つまり「飛ばない個性」となる可能性があるのでオススメしませんが（笑）
なお、この体験は、私が初心者時代に実感したことですが（笑））
検定会では、基本飛行をきちんと習得している自分を見てもらい評価してもらうことになるのであるから、個性よりも、基本がとても大切になるのであるが、
一方、基本飛行にも、それぞれ「自分の好みや得意とする操縦方法」は存在していることは確かだろう。
一方、基本飛行にも、それぞれ「自分の好みや得意とする操縦方法」は存在していることは確かだろう。
また、「自分の好みや得意とする操縦方法」を否定してしまっては、やる気そのものが損なわれるし、上達の障害にもなると思う。
ということで、今後の工作では、「自分の好みや得意とする操縦方法」を実現する方向で工作を進めることにする。
ちなみに、これは、普通はあまりオススメできたい面も存在している。
やはり、キットは、一度は素直に設計者の意図を汲み取りながら忠実に再現し、飛行させてみるのが基本であろう。
やはり、キットは、一度は素直に設計者の意図を汲み取りながら忠実に再現し、飛行させてみるのが基本であろう。
幸いなことに、DQ MASTERは人気があり、競技会等でそのフライトを見る機会は多い。
大抵は、キットに忠実に再現されているので、実際の飛行特性は確認しやすい。
よって、それを見ながら、「自分ならこうするだろうな」という観察はしてきている。
よって、それを見ながら、「自分ならこうするだろうな」という観察はしてきている。
今回は、それらを体験したところから逆に考えて、「自分の好みや得意とする操縦方法」を実現するように工作することとした。
実は、DQ MASTERは、設計に、とても余裕をもたせていることを実感している。
それゆえに、「自分好みに工作しやすい」ことも確かなのだろう。
これこそが、MNTさんが求めていた 「D級検定向けの練習機としてのキット提供」なのかもしれない。
それゆえに、「自分好みに工作しやすい」ことも確かなのだろう。
これこそが、MNTさんが求めていた 「D級検定向けの練習機としてのキット提供」なのかもしれない。
幸い、MNTさんから
「ご自分の気がすむように修正、改造していただいて結構ですよ。」
との回答もいただけているので、今回は「自分の好みや得意とする操縦方法」に向けての修正、改造を行うこととした。
「ご自分の気がすむように修正、改造していただいて結構ですよ。」
との回答もいただけているので、今回は「自分の好みや得意とする操縦方法」に向けての修正、改造を行うこととした。
一般的に、修正、改造を行うと、その犠牲になりやすいのは「重量と強度」となりやすい。
しかし、DQ MASTERは、その「単純な構造」故にそのリスクがとても少ない。
また、各種設計に余裕があるのは、修正、改造にむけて、とてもありがたいところだ。
しかし、DQ MASTERは、その「単純な構造」故にそのリスクがとても少ない。
また、各種設計に余裕があるのは、修正、改造にむけて、とてもありがたいところだ。
ノーズ部分は、大型エンジン搭載では幅が狭かったのだが、胴枠の切り出し程度ですんなりと幅を確保できた。
こういった融通のよさは、ARFや、性能をギリギリまで求めているキットでは難しいところになるのだろう。
こういった融通のよさは、ARFや、性能をギリギリまで求めているキットでは難しいところになるのだろう。
胴体では、ノーズを２ｃｍ短くしてしまった。
重量分布や全備重量を増加させたくないことを考えると、これは致し方ないことなのだが、その分、空力特性の劣化を補わないといけない。
重量分布や全備重量を増加させたくないことを考えると、これは致し方ないことなのだが、その分、空力特性の劣化を補わないといけない。
これは、胴体の側面積分布の変更や、多少サイドスラストを増やすことで対応ができる。
幸いなことに、出力には大きな余裕があるので、できうる芸当になる。
幸いなことに、出力には大きな余裕があるので、できうる芸当になる。
また、胴体上面には、大きくて多少重めのキャノピーが搭載されている。
これは、修正、改造を行う観点では、設計に余裕がある、とみなすことができる。
これは、修正、改造を行う観点では、設計に余裕がある、とみなすことができる。
よって、胴体上面は個性を出した独特のラインを出すことができるし、側面積分布の見直しも可能になるのは、うれしいところだ。
もっとも大きな改造、修正要素は、それこそ「飛び」に関わる部分になる。
現在、既存のパーツを尊重し工作の簡易化を尊重しながら、どのようにするのか検討中になっている。
最初に主翼を作成しなかったのは、実はそのためなのだが。